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12/6付ニューヨークタイムズに掲載された中村勘三郎さん追悼記事/this is the Article not Obituary

長年愛読しているニューヨークタイムズのシアター記事。大体ここに載る記事に駄作などひとっつもないけれど12月6日に載ったこの記事ー日本の偉大な俳優の死とその功績を紹介してくれたーは本当に嬉しかったです。

「Kanzaburo Nakamura, Stalwart of Kabuki, Dies at 57」記事リンク:

記事冒頭部分粗訳:日本歌舞伎界のスター十八世中村勘三郎さんが12月5日、57才で亡くなった。彼は古い伝統にとらわれない新しいスタイルの芸術としての歌舞伎を創りだし若い世代や海外の観客に伝えた。
(Kanzaburo Nakamura XVIII, a star of Japan’s Kabuki theater who broke from tradition to bring that stylized art form to younger generations and audiences overseas, died on Wednesday in 
Tokyo. He was 57.)

筆者は東京在住のニューヨークタイムズのレポーターHiroko Tabuchiさん。僭越な書き方で申し訳ないですが、ニューヨークタイムズにふさわしい品格のある文章で勘三郎丈の功績をしっかりと世界に向けて紹介してくださいました。今チェックしたらRe-Tweetは79件、お気に入りは81件になってたので同じように思った方々も多かったんでしょうね。当然ですよね、それだけの俳優さんだったのですから。歌舞伎には素人の私だってわかります。「ピアフ」で舞台に立つ大竹しのぶさんは「いないと困る方なので、いることにします。」と語ってらっしゃいました。彼女ほどの大女優にもそう言われる存在だった中村勘三郎さん。本当に本当に素晴らしい俳優さんだったのにもうそのお姿は観られない、どんなに嘆いても。