今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

MET「Das Rheingold/ラインの黄金」息が止まった、マジメに

5月4日(土)ソワレ。いやーマジメに息が止まりました。メトロポリタンオペラ「ニーベルングの指輪」序夜「ラインの黄金」。一昨年に映像、昨年は生舞台を見てその素晴らしさは重々わかってましたけどもうほんとうにこれ何て言えばいいのかわからないです。マジメに息が止まりました。

去年、ヴォータンを演じたウェールズの英雄、ブリン・ターフェルさんはいませんでしたけどこのヴォータンも素晴らしいですわ。フリッカはMETおなじみのステファニー・ブライスさんが病気で代わりにエリザベス・ビショップさんでしたけど、これはやっぱりステファニーさんがいいなあ。

もうマエストロが登場した瞬間から期待が高まるこのプロダクション。いったいどうやったら宙づりのままあの声が出るの、ラインの乙女たち。そしてニーベルハイムに行くヴォータンとロゲは90度に傾いたまま階段を降りていくんだよ。そして最後のヴァルハラ入城のシーンの美しさときたらもう・・これどうしても言葉じゃ説明できない。映像もかなり素晴らしいけどやっぱり生舞台には叶わない。本当にこの眼で見られてよかった、神様、ありがとう!って心から思いました。

今日は第一夜の「ワルキューレ」です。そしてこのRIng Cyclesともしばらくのお別れ。ああ、幸せはほんと長く続かないよね。もちろんそれでいいのですけど