今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

5/2~5/3JOJさん出演のミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2015(1)

5/2~3、JOJさん出演のミュージカル・ミーツ・シンフォニー2015が池袋の東京芸術劇場コンサートホールで開催されました。JOJさんは昨年秋、Bunkamuraオーチャードホールでのコンサートに続き2度目の出演です。
日本側の出演者は安蘭けいさん、新妻聖子さん、中川晃教さん、平方元基さん。ゲストはJOJさんと英オーディション番組ブリテンズ・ゴット・タレントの昨年の優勝者Collabro。
前回より若めのメンバーなのに、落ち着いた感がある進行。MCは今回の方がいいけど、ちょっと大人しすぎかも?

イメージ 3


JOJさんは今回日替わりのThis is the Moment、Anthem、Music of the NIghtと、第一部ではWishing You were Somehow Here Again、Bring Him Home。第二部ではCollabroとBui Doi、新妻聖子さんとPhantom of the Opera、そしてTil I Hear You Sing。各回6曲ずつ。まずはJOJさんのところだけ、簡単に感想など。



This is the Moment(5/2)
前回のMMSでは石丸幹二さんが日本語で歌われた曲。今回はJOJさんの一曲目としてのびのびと歌った感じ。絶対の安心感で、何度聞いても本当に上手い。


Anthem(5/3昼)
JOJさんのAnthemは朗々としていて、目の前に広大な風景が広がる。なつかしさに涙ぐみたくなるような、切なさが胸に迫ってくる。この日はラストのMy Heartのところの伸びが、さらにもう一段階伸びた感じで思わず落涙。


Wishing Were Somehow Hear Again
これは最新アルバム”Rise”収録曲。JOJさんもやっぱりフルオケをバックに披露したかったんじゃないかな。私はこの曲はとても好きだし、JOJさんの声で聴くのもとてもいいと思うけれど、クリステーヌとは違う、JOJバージョンのWWSHAはもっとしみじみとしたムードの方が合うように感じた。JOJさんの歌う曲はどれも大好きなので、ついつい全部褒めてしまうので、あえて言ってみるのだけれども。


Bring Him Home
この曲を第一部の〆に持ってくるなんて、なんという贅沢なコンサートだろう(笑)。
歌う直前、ふっと目を伏せて、次にすくい上げるように天を仰ぐとき、そこにはもうJOJさんではなくバルジャンがいる。彼の祈りがそのままこちらの胸に迫ってくるようだ。JOJさんの声の伸びがそれにさらに追い打ちをかけるように迫ってきて、やっぱり泣いてしまう。 拍手しばし鳴りやまず。


Bui Doi with Collabro
これは私が今回楽しみにしていた一曲。何度かイギリスでのコンサートにも行っているが、まだ生で聞くチャンスがなかった。上手なクアイアと一緒でなければ披露できない曲だから。それをCollabroのコーラスで聞けるなんて、おそらく本国でもかなわない組合せでしょう。Collabroも本当に上手いし、なによりもJOJさんをリスペクトしているのがひしひしと伝わって来て、その点でも感動。JOJさんが入って来て客席2階あたりを見渡す。それは今日来ている観客を見ているのではなく、「ミス・サイゴン」の劇中、ジョンが聴衆にBuiDoiの実情を訴える場面そのものなのだ。先日のコルムさんのコンサートでは、アールさんは目だけでその高まりを表現していたけれど、今日のJOJさんはフルオケをバックに全身で訴えかけてきた。こちらまで身体が熱くなるような、本当に贅沢な数分間を貰った。もうこれ一曲聞けただけで今日来た意味がある。


Phantom of the Opera with 新妻聖子
これも今回楽しみだった曲。劇中よりかなりテンポが速いのは、コンサートでのお決まりなのだろうか。
新妻聖子さんが素晴らしかった。JOJさんが昨年のタイでのコンサートでレイラ・ベン=ハリスさんと歌った時も、一昨年(だったと思う)リスボンでロビン・ノースさんと歌った時も、最後の一音を下げて歌っていた。お二人とも元WEのクリスティーヌを務められた方。その方たちでも現役クリスから離れると、なかなか難しいのだろう。それを3回とも生で、JOJさんのファントムに捉えられ、引き出され、最後の一音まで出し切った新妻さんに拍手。JOJさんも歌い切った瞬間、毎回惜しみない拍手をされていました。
JOJさん、新演出のファントムを思い出しなつかしさで胸が一杯になりました。
あのファントムの凛とした近寄りがたい声、少しも変わらぬあの声を久々に聞けた。
直立の太腿の上に置かれた手、先端まで神経の行き届いた指にグッと力が入るその瞬間。
ああ、ファントムがここにいる...


Til I Hear You Sing
さらにこの曲もなんて、もう贅沢すぎて泣けてくる。先ほどの自信たっぷりなファントムとは打って変わって、切々と訴えかけてくるファントム。溜息を漏らすように、祈るように。私的にCDに収録されているものよりも、何度もコンサートで聞いたものよりも、今まで聞いたJOJさんのTil I Hear You Singの中で最高だったと思います。


アンコール
On Day More(5/2)
ん、JOJさん仕切り任されたのか(笑)?
バルジャン=座長なJOJさん
自分が歌わない時も、各パートがしっかりやっているかチェック、チェック。
日本人歌手のみなさん、そんなJOJさんから目を逸らさず、集中して歌っているのが
功を奏し、集中力MAXで仕上がり上々。(コラブロはこの空気からちょっぴり取り残された感あり)


Do you Hear the Peaple Sing(5/3昼)
客席も一体となって拍手しながら。歌はちょっとテンポ怪し目だったけども、まあ、楽しく終わりに出来たって感じでしょうか(笑)。tomorrow come~!のところ、一際JOJさんの声が響くのは本公演と同じね。

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5/2
SDでは、JOJさんからサインぐらい頂けるかと期待したが、スケジュールタイトなせいか、一切なしでタクシーへ
大きくみんなの前で弧を描くようにターンして行ってしまった(涙)。
でも焼肉&ハッピーバースデーやって頂いたらしいし、観光なし、自由行動ほとんどなしの今回の滞在中で
美味しい焼肉堪能されたなら、まあいいか(笑)。

タクシーがSD前を出ていく瞬間、うちのカメラマン(?)がとらえたショットがこちら。
ピンボケなのは許して頂くとして、座席からスマホを構えたJOJさん、とみんなに手を振るJOJさん
これあとからJOJさん自身がtwitterにアップしたVineの映像観たら、この一瞬でみんなとJOJさんがつながっているような気持ちになった。
イメージ 1
このとき手を振るファンの方々を撮影していたのね

イメージ 2
さっきまでファントムだった手




5/2セットリスト
第一部
Nobody's side(チェス・ザ・ミュージカル)安蘭けい新妻聖子平方元基
君の瞳に恋してる(ジャージー・ボーイズ中川晃教
Gold(Gold~カミーユロダン新妻聖子
本当の僕じゃない(ロミオとジュリエット平方元基
This is the Moment(ジキル&ハイド)John Owen-Jones
蜘蛛女のキス 安蘭けい
Wishing You Were Somehow Here Again(オペラ座の怪人)John Owen-Jones
Over the Rainbowオズの魔法使い)Collabro
Somewhere(ウエストサイド物語)Collabro
愛していれば分かり合える(モーツァルト!)中川晃教 新妻聖子
モリー(キャッツ) 安蘭けい
Bring Him Home(レ・ミゼラブル)John Owen-Jones


第二部
Let it Go(アナと雪の女王) 新妻聖子
闇が広がる(エリザベート) 中川晃教 平方元基
サンセット大通りサンセット大通り平方元基
With One Look(サンセット大通り安蘭けい
Stars(レ・ミゼラブル)Collabro
Bui Doi(ミス・サイゴン)John Owen-Jones Collabro
僕こそ音楽(モーツァルト!)中川晃教
Phantom of the Operaオペラ座の怪人)John Owen-Jones 新妻聖子
Til I Hear You Sing(ラブ・ネバー・ダイ)John Owen-Jones
Tomorrow(アニー)安蘭けい新妻聖子中川晃教平方元基

Encore
One Day More(レ・ミゼラブル)出演者全員