今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

追記あり!ジョン・オーウェン=ジョーンズ コンサート in ジャパン 8/27 in Tokyo 感想編

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from @johnowenjones twitter

ジョン・オーウェン=ジョーンズ コンサート in ジャパン
8/27 於:東京芸術劇場コンサートホール(東京)

実はこのコンサートの会場が東京芸術劇場コンサートホールだと知った時から、心配していました。だって2000人の会場ですよ。本国でもウェールズのSwanseaで1000人規模の会場では成功させていますが、イギリスから遠く離れたこの日本で果たして2000人、大丈夫?って。でも直前にはSold Out、当日会場に行ってみるとこの大きな会場が見渡す限りほぼ埋まっているようで、とりあえず一安心したのでした。(←何様?)

7時を5、6分過ぎて暗転のままバンドのメンバーが入場、それと同時にまだ袖のJOJさんが歌い出して、コンサートが始まりました。


<Part 1>


Nature Boy*
JOJさん史上初めてのソロコンサートは2012年11月のSwanseaでした。その時のオープニングの曲もこの曲だったと聞いています。その記念すべき曲で、東京での本格的なコンサートは幕を開けたのでした。で、バンドメンバーが着席する前ですから、もちろんカラオケね^^。でもこの曲を生で聞くのは初めてだったので、とても感慨深く聞きました。

One, Two, three, Four!
JOJさんのカウントと共に、本格的なバンド演奏が始まりました。


Thunderball*
さすがバンドの生演奏、トランペットやエレキギターの音が随所に効いていてかっこいい。おなじみのThunderballを歌いながらマイクをスタンドごと持って右に、左に、最前列にと移動しながらご挨拶。まるでロックスターみたいね(笑)。この曲は子供のころから憧れていたトム・ジョーンズの曲だし、もしかして夢の一つがかなったのかもね^^

早速一回目(この後何回言ってたかわからないほど連呼していました^^;)
Scream for Me Tokyo ! 
Scream for Me Tokyo !!

Kiss of the Spiderwoman
この日のマイクの調整のせいか、バンド演奏に合わせているのか、ちょっと金属的な音のような気がしました。でも最初からテンションアゲアゲで、飛ばしまくっている感じ。一気に三曲目まで歌っちゃいました。

「カンパーイ!」の掛け声と共にここで給水タイム。
(いろいろ芸が細かいね)
昨夜はボク達は大阪に行ってきましたが、今夜はホームに帰ってきました、とのリップサービスあり。

Music of the NIght
ちょっと、最初のNight time sharpensから違うじゃないの!そのsの抜き方はファントムのでしょ!?
昨日もいつものコンサートとは違うと思ったけれど、今日の気合の入り方が並々ならぬものだということが伝わってくる、素晴らしい歌唱でした。姿も手の振りもJOJさんだけど、そこにファントムがいました。
声の張りも、息遣いも、最後のNightのtまで、私の錯覚でなければ、日本で歌ったMOTNの中で一番だったと思いました。

喝采
ここでWest End のファントムに復帰する話。
「みんな知ってるかどうかわからないけど、West Endのファントムに復帰することになったんだ。だからちょっと悲しいんだけど、当分は日本に戻って来られないと思う。今日が当面の最後になっちゃうかも。(会場からNo~って声^^)だから今夜は一緒に楽しみましょう」(超超意訳・汗)


All I Ask of You (duette)
昨日の大阪では声まで優しいパパだったような気がするけれど、今日は声はラウルではないけど、ツヤツヤ。まぁ、見た目はパパなんだけどね。(ただマイクの違いがどの程度影響しているかは疑問だし、音は好みの問題もあるので、どちらがいいとは言い切れないのだけれど)

ここでJOJさんの希望で、新妻聖子ちゃんがちょっとおしゃべり。
5月のMMSの時に、また一緒にやろうねと言われていたんだけれど、社交辞令だろうと思っていた。本当にオファー頂けるとは思っていなかったそうです(笑)。歌うと神だけど、普段はシャツと短パンでハーイって感じだって^^;


Man of La Mancha' (Seiko Niizuma)
相変わらずの力強い美声。見た目は可愛いけど、貫録を見せつける感じで、JOJさんと好一対。


ここで前回のMMSでの地震の話。
そして今日もjet lagなんだけど、曲の途中で寝ちゃうかもしれない。もし寝ちゃったらScreamで起こしてねっと客席に向かってお願い(笑)。(練習させられる観客ー好き放題JOJさん^^;)

Kiss the Air*
Rise収録の曲。これScott Alanさんのgigに、あれは2013年頃だったか出演して歌ったのがきっかけでCDにも入ったんですよね。当時の動画があったと思うけれど、その時はギター一本の伴奏。でも私はRiseでの編曲の方が好きでした。優しいメロディだからこそ詩の内容のやるせなさが出てて好きです。この日がJapan Premiereと言っていました。


バンドメンバーの紹介。JQさんのことはQuirkyと呼んでと言っていました。日本人メンバーも一人一人名前を呼んで紹介。この名前の発音が驚くほど鮮明でビックリ。耳良いはずよね^^


I'd Rather Be Saling (with John Quirk)
大阪でも同じでしたが、ピアノを弾くJQさんの横にちょこんと座って歌うJOJさんに、優しく添うようなJQさんのボーカル。本当に名コンビだよね。好き放題の弟を優しく見守る兄のようなJQさん^^


Why God Why?
バンド演奏なので昨日のピアノ伴奏よりも歯切れ良い感じで。


Anthem
JOJさんがWest End で初めて観たミュージカル「CHESS」から。この日のAnthemも良かったのですが、あの広大な風景は、この日は浮かんでこなかったかも。私的には前日のAnthemのほうが良かったかな。(個人的意見ですよ)


<Part 2>

Feelin' Good*
2011年12月のBBC radio2 「Friday Night is Music Night」で歌ったのが初披露。その時から生でこの曲を聴くのが夢でした。Part2の始まりと共に歌いながら袖から歩いてきたJOJさんはネクタイを外し、ワイシャツのボタンも上から3つほど開けて、さらにロックな印象(笑)。会場も大盛り上がりで、一気に2000人総ライブハウスと化しました。JOJさんもこの会場の空気、かなりうれしかっただろうな。間奏でこちらに背を向け肩と腰を揺すって左右にステップ。ふりふりダンスに会場どっと沸く^^

Scream for Me Tokyo!  Scream for me Tokyo !! (JOJ)
yeah !!! (会場)

Motherless Child*
もう言うことないですね。これを生で聞くことが出来るなんて、普通のコンサートでは考えられませんから。演奏もかなりキレキレ感が。ドラムスやキーボードも聞かせどころがあって良かった。
もう会場から声援が止みませんでした。


This is the Moment
思いの丈を乗せたThis is the Momentに感じました。これは東京の方がずっと良かった。気持ちが乗りきった時に歌ったからかもしれませんね。JOJさんはいつ何を歌っても相当上手いですけれど、それでもその時の気持ちや状況によっても変わるのがLiveですものね。

JOJさんもここに至って感極まるというか、本当に感動されていたようです。
観客席を見渡して、その思いを噛みしめていたようでした。
そのくせ時々例の寝たふりなんかしちゃって(笑)。
で、観客は律儀にScreamして起こすと。(手が掛かるんだからねぇ^^;)

ただ私としてはちょっと心配なことが。
この日、いつもよりお水を飲んでいなかったと思いませんか?
いつもなら特に歌い上げる歌を歌ったら、そのたびにお水を飲んでいて、そんなに飲んで大丈夫?と言いたくなるほどなのですが、この日はお水を飲むのも忘れるほど集中していたのでしょうか?
咽喉は大丈夫なのかな、とちょっと心配になったのでした。

さてここまででロックコンサートはおしまい。
長年ファントムをやっていて、夜ごと舞台の上の方でこの曲を聞いていました。
女性の歌だけど好きなんだよね。で、Riseに入れたわけです。(超意訳)

Wishing You Were Somehow Here Again
この編曲、JQさんだと思いますが、とても美しいですよね。そして優しい。MMSの時はオーケストラで歌い上げるのはどうも、と思ったのですが、この日の演奏はバンドでもとてもとても優しくて素敵でした。JOJさんの声も終始儚げで、美しかったなぁ。(くまさんと儚げのミスマッチはともかくとして^^;)


この日はシャウトして歌う一方で、静かな抑え目の歌も実に美しく歌われていました。

Til I Hear You Sing
この曲は多分大好きな一曲だそうです(笑)。当初から内容については気に入らないようでしたが、曲については素晴らしいと言われていましたからね。それに機会がある度に歌われているのも、ああ、好きなんだなとは思います。多分JOJさんはALW卿の楽曲がお好きなんでしょう。私見ですけど、JOJさんほどオペラ座の曲を忠実に、何一つ自己流に変えることなく歌われる方はいないんじゃないかと思っています。それがALW卿へのリスペクト、素晴らしい楽曲への敬意なのではないかと思っているのですが。(全くの私見ですよ、念のため)この日の歌い方は、私も大好きでした。JOJさんのTil I Hear You Singは回を重ねるごとに強→弱、硬→軟と味わいが増しているように感じます。


拍手鳴りやまず
感動の拍手を送り続ける観客に感謝の言葉。
「素晴らしい観客の皆さん、
ボクにとって最も大きなソロコンサートに来てくれてありがとう。
ボクはこの国へ3回、Quirkyは2回来ているけれど、世界中どこにもない、もっとも素晴らしい人々、もっとも素晴らしい風景がある。もしWest End で仕事しなくて良かったら間違いなくここに住むよ。寿司も食べられるしね。」
(わかったところだけの超意訳なのでご了承ください)

この日もBeerネタ。今日はビールってちゃんとわかったみたい(笑)。


Tell My Father
アメリカの南北戦争での話をテーマにしていることを話してから歌に入る。トランペットの音色がとても美しい。詩の意味は昨日の方がダイレクトに伝わってきたけれど、今日も大変素晴らしかった。この二日間のコンサートの謳い文句通り、アコースティックなサウンドで生きる曲と、バンドなればこその曲、そもそも比べる方がナンセンスだものね。こうして比べて聞けるチャンスがあったことがとても幸運なことだと思います。


The Prayer (duette)
黄金の輝き。もう言うことは何もありません。この一曲ですべておつりがくると思うほど素晴らしい。そして昨日よりもその輝きが増している。この二人でデュエット曲だしたら素晴らしいだろうな。共演でもいいけど。二人が歌い込んだ歌を聞いてみるのが夢の一つになりました。


I Dreamed A Dream (Seiko Niizuma)
聖子ちゃんのこの曲は、声だけで短いお芝居を見ているよう。JOJさんの歌にはいつも感じることだけど、こんな身近に同じようなことが出来る人がいたなんてと驚きました。まさに女JOJですね(笑)。4曲だけの出演で素晴らしい存在感。

そんな聖子ちゃんに悪戯して「愛している」って言わせて喜んでいるJOJさん^^;
でもWest End に来て、一緒に歌わないかい?
っていうのはまんざらお世辞でもないんじゃないかな^^


Suddenly~Bring Him Home
大好きな曲に、映画の曲を合わせて一つにした曲と紹介。
いつにもまして心を籠めて歌ってくれているよう。BHHは今日はギターのメロディーがとても美しい。
でもこちらは本舞台での歌い方とはいかなかったようです。ところどころ余韻を引くところがね。
でももちろん、間違いなく素晴らしかったですよ。拍手も声援もずっと鳴りやみませんでした。
(でも声はそろそろ限界に近かったかもね。ハイトーンにかすかにかすれが混じり始めていたかも)




Encore

You Are So Beautiful To Me
この曲はあなた方、日本の人々とあなた方の国、日本に捧げます、と言って歌ってくれました。
しみじみと美しくて、JOJさんの言葉が嬉しくて、涙が出ました。


ここで2000人総スタンディングオベーション。拍手の嵐。
もう本当は寝なくちゃならない位なんだけどと言いながら、最後の曲をカラオケで熱唱。

Rise Like A Phoenix
最後の最後まで、力一杯の熱唱で声援にこたえてくれたJOJさん。
本当に本当にありがとう。
体力的には相当きつかったと思うけれど、あなたの意気込み、このコンサートに賭ける情熱を見せてもらったような気がしました。本当に素晴らしいコンサートをありがとう。
この空間を共有して下さった2000人の観客の方々にもありがとう。
こんな熱い、素晴らしい時間を共有できたことが光栄でした。


大感動の中、しっかりWest Endにボクを見に来てね~と宣伝も忘れなかったJOJさん^^;
必ず、必ずあなたの雄姿を見に行くよ。
本来の舞台の上でのあなたの姿をこの目に焼き付けに行くよ。

その時までさようなら。。


*印は東京のみ




とまあ、こんな感じだったとは思うのですが、曲に関連していない言葉などは、もしかしたら入れているところが違うかもしれません。大きくイメージが違うということはないように気を付けたつもりですが、もしお気づきの点がありましたら、どうぞお教えくださいね。 paisley



9/9追記: ミュージカルの鑑賞歴も、JOJさん観察歴(?)も大先輩のdacho様がJOJさんの東京でのコンサートの模様を詳細にレポして下さっていますのでご紹介させて頂きますね。さすがの観察眼であの時の様子が克明に目に浮かぶレポなのでぜひ読んでみてくださいね^^。ご本人からの了承を得てリンクさせて頂きます。
dacho様、図々しいお願いをお聞き下さってありがとうございます^^。
ジョン・オーウェン=ジョーンズ コンサート in ジャパン(東京公演) from 備忘録