今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

Kinky Boots at Adelphi - 22nd October 2015


10/22ソワレはAdelphiで上演中のKinky Bootsを観てきました。もう楽しいの一言。出演者全員が力一杯のパフォーマンスを見せてくれることに、素直に感謝しつつ、元気を貰って、明日も頑張ろうと思えるミュージカルでした。

全員素晴らしいんですけどね、やっぱり圧巻はローラ役のMattかな?もうキラキラしてた。役柄上しょうがないんだけどついついローラに目が行っちゃって、キリアン頑張れ~っと心の中でエールを送っていました。私がWEで初めて観た頃はまだまだお兄ちゃんぽかったけど、今じゃ、3作品連続でWE初演作品の主役を務めて成功させた押しも押されぬスターさんですもんね。アンジョルラス、ラウル、Billy Elliotのトニーと観て、今回久しぶりに観たら、それなりに貫録になっていましたがもう31歳なんだね(笑)。

こういう作品を観ていて思うのは、形はそれぞれ違うんだけど、究極はアイデンティティの問題を扱っているというか、人として生きるっていうのは、この部分を外しては語れないんだなということね。当たり前といえば当たり前なんだけど。だからキラキラしていて、楽しくって、はじけた舞台を観ながら、客席の老若男女もノリノリで、声援もバリバリ、でもどこか心の中の、自分だけにしか見えない部分をそっと労わる時間を、ここで貰っているのかも。

頭を寄せ合って舞台を見つめるカップル、下ネタの部分でどうかと思うほど大ウケするおじさん、私のような外国人の観光客まで、みんなみんな最後はテーマソングを鼻歌で歌いながら、劇場を後にする、また元気を貰いに観に来るねって思いながら。

一度しか見ていないからあまり細かいことまでは言えないけれども、ローラ役のマットさんは本当に存在感があって、それにキレイ。他のドラァグクイーン役の俳優さん達もだけど、とても男性には見えない脚線美で、ハイヒールのブーツを履きこなしてダンスも素晴らしい。キリアンのチャーリー役はそういう意味では普通っぽい役なので、むしろ難しいのかな。キリアンだからこそ難なくこなしているけど、なんかもう少しキリアンにしかだせない感じが出せたら、もっといいんじゃないのかしら。他のキャストではローレン役のAmy、ドン役のJamieが印象に残ったかな。ラストで全員ハイヒールのキンキーブーツを履いて踊るのが、素晴らしいやら可笑しいやら、最後までとても楽しい作品でした。

今年10月にはBWからの来日公演があるんですよね。今度はBW版で見てみようかな?



Cast
Charlie Price - Killian Donnelly
Lola - Matt Henry
Lauren - Amy Lennox
George - Michael Hobbs








おまけ:他の作品のパンフに載っていたKillian&Mattの記事。 これ宣伝用だから他の公演のパンフには載っているけど、Kinkyのパンフには載ってないのよね^^;
イメージ 1

イメージ 2