今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

BrynさんとJOJさん/2 Top Welsh Voices fascinate the World

JOJさんにはあのYT映像のファントムをひと目みた日からもうずっとずーーーっと嵌り続けておりますが、ここんとこもうひとりのウェールズ人歌手にド嵌りしております。というか、こちらの方のほうがずっと以前から好きなのですけど。世界的なバス・バリトン歌手のブリン・ターフェルさんです。世界中のオペラハウスで活躍されてます。特にNYのメトロポリタンオペラでは数々の名演を残しており、2010-2011、2011-12シーズンではワーグナーの「ニーベルングの指輪(Rng Cycle)」シリーズで神々の王、ヴォータンを演じてます。もうこの名演といったら・・。言葉も出ないくらいです。ブリンさんだけでなく、カウフマン、ヴォイトその他キャストの実力にただただ感服するのみ!今回のリング、「シルク・ド・ソレイユ」を手がけるロベール・ルパージュ氏による新演出と革命的に斬新な舞台セットとともに間違いなくMETの歴史に残ります。それほどの名演ですよ、ほんと!!来年はロンドンのROHでも上演があるということで、Sさまによるとチケットは1日で完売したそうです。あの40トン以上もある舞台セット、ロイヤルまで持っていくのかな。でもこれ、ほんとうに素晴らしいので英国のオペラファンにもきっと受けると思います。演出はモダンだけど今年のバイロイトの「ローエングリン」なんかと全っ然違います。
 
今回は序夜「ラインの黄金」と第一夜「ワルキューレ」が昨シーズン、「ジークフリード」と「神々の黄昏」が今シーズンの上演で、来年4月と5月には一挙4作の上演が3回あります。ええ、長いのでもちろん1日1演目で4回がセットになってます。買いましたよ、チケ。いけるかどうかわからないけど、ゲキかっこいい牛ヴォータンと生ヨナスのジークムントを観たい一心で。しかし行けるのかなあ@私
 
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ヴォータンコスプレ?のBrynさん。ミヤマガラスしょってこんなに似合うお方は世界広しといえどもそうはいないでしょう!
 
本名はBryn Terfel Jonesさん。生粋のウェールズ人です。それもJOJさんが育った南ウエールズの都会(?)ではなく、北ウエールズの山と谷と伝説でいっぱいの地区。もちろんウェールズ語ばりばり。ブリンさんも子供の頃はウェールズ語しかできなかったそうです。お家は農場、現在も奥さまと3人のお子さんは実家の近くに住んでいて、町(っていうか村)では「今日のブリンさんはここにいます」みたいな看板?があるそうです(WOWOW情報)。
 
補足:↑の説明が悪くてすみません。ブリンさんの故郷の村では毎日のブリンさんの動向を看板だか、お知らせ板とかでひとびとに知らせてるそうです。映画とかでブリンさんがしきりにウェールズに向かってメッセージ言うのもそういう理由かな。
 
で、この世界的な歌手、ブリンさんとお友達なのがJOJさん。ブリンさんは世界のオペラハウスで歌う傍ら、故郷ウェールズでの活動も熱心に行ってます。JOJさんも一緒に出演しているコンサート映像幾つもあります。特に2009年の映像は「JOJさん史上最高にカッコイイ!」といわれております(あ、ごく一部でね)。
 
最近Twitterを始めたブリンさん、さっそくJOJさんとやりとりしていて、これがまた楽しいの。ブリンさんは現在NYに滞在していることが多いようで、メトロポリタンオペラで開催されたヨナス・カウフマンのリサイタルや「VOGUE」誌のためにパトリック・デマルシャリエ氏(めちゃ有名なファッションフォトグラファー)が指輪出演キャストの撮影を行った、とかじぶんの出演する舞台の実況をやってくれてます。MET大ファンの私としては楽しい限りでいつも楽しみにしてます。で、さっそく面白ツイをピックアップ:
 
「今夜はR・タッカーMusic FoundationのGALAでDulcamalaのアリアとフォルスタッフのFugueとヨナス・カウフマンと一緒にドン・カルロを歌います」
 
といういかにもセレブちっくなブリンさんのツイにJOJさん
 
「へーん、ボクなんて今夜、ボーンマスで歌うんだかんね、ボクの勝ち!」(テキトーな意訳)
 
とお返事してました。たいへん可愛いです・笑。で、ブリンさんさらにお返事・・
 
「ジョン、お前いったいいつ休んでるんだよ」
 
JOJさん、ソッコーで
 
「I`ll sleep when I`m dead」(ああ、いつか死んだらぐっすり眠るよ!)
 
とお答えしてました・爆。いえ、死なないでください。少なくともあと40年くらいは。 
 
補足:牛ネタ①ブリンさんの奥さまは幼なじみの女性、お子さん3人とともに実家の農場近くに住んでおられます。末っ子さんに手の障害があるとかでご両親ともにあれこれ心をくだいているようです。かなり昔になりますが、ブリンさん不倫ネタがNYでちょっと話題になったことがありましたが、今はそんなこともなくちょっとひまができるとすぐウェールズのじぶん家に帰ってしまうそうです。NYのお家はリンカーンセンター近くの高級コンドミニアムです(以前NYタイムズ日曜版についてるシアターMag.で見た)。
 
牛ネタ②コドモの頃はウェールズ語しかできなかったというディープなウェールズ人、ブリンさんですが、インタビューで聞く英語は余りなまってないのはなぜなんだろう。素人耳にはJOJさんのほうがずっと訛って聞こえる。特にカーディフなんて安心して?訛ってたよ、JOJさん。
 
牛ネタ③ちょっと前の記事ですが、ROHのプロダクションの出演をとりやめたときに出たものです。内容が面白いのでリンクしておきます。奥さんがそっくりでびっくりした!