今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

JOJさんのことがとても気になるけどいまは「Love Never Dies」BDまつり中

27日からプレビューが始まる「オペラ座の怪人新演出ツアー」が大変気になるんですけどやっぱり今は「Love Never Dies」。全編通して観るといろいろと差し支えるのでシーンをピックアップしながら観てます。しかしほんとよく創り直したなあ、としみじみ感心する。
 
1月25日に行われた「Love Never Dies」試写会の感想:
 
しつこく書き続けてるけど、これ本当にRaminが演るべきプロダクションだよ。ベンももちろん悪くない、というかかなり良い。でもこの作品の楽曲が内包しているカゲキかつ耽美な世界を表現するにはやっぱりRaminしかない!そりゃそうよね、ALW卿はほとんど宛書きしてるんだから(あ、独断と偏見モードですからね。そこんとこよろしくね)。
 
内容については素晴らしい解説をブログに書かれている方が何人もいらっしゃるので私が書く必要もないと思うので演出を担当したサイモンさんのDirecotr`s Note(dachoさま、コピーさせてくださってありがとう♪)から気になったことをピックアップしてみることにする
 
でもその前に好きなシーン書いていい?(ネタばれ注意です)
 
オープニング~TIHYS:高い場所にいるファントム(←しつこいけどこれとても重要なの)、ピアノの前で苦悩しながら鋭意作曲中。イントロとともにカオをあげ、両手をみつめる。楽譜を手に取りわなわなする。くしゃくしゃして捨てる。Ten long years・・歌いだす。My Christine・・のとこでオーヴァルの大きなクリス絵の額が登場。でけーよ。あとなんで動くの、この額。空中に浮いてるのか?あとLost and Gone(姿を消した、いなくなった)って嘆いてるけどいなくなったのアナタじゃなかったっけ?いいけどね。ベンさん、熱唱。演技もよい。でもごめんね、これはラミさんの歌唱かぶせて聞いてもいいかしら。
 
ファントムのお洋服がすてき。動きやすそうだし、生地に高級感がある。JOJさんにも一着お願いします。
 
コニーアイランドワルツ:出た!サイモン・フィリップスの本領発揮。フレックの設定に驚愕。次々と出てくる異形のものたち。これこそ「化け物の舞踏会」「奇跡中の奇跡」。これ観るだけでもシドニー行きたいよ。ああ、なんて好みなのかしら。
 
マダムジリーの書斎:かっこいい。後ろのスクリーンが特に好き。でも定番黒ロングドレスにはちょっとそぐわないかも。メグの衣装がローズピンクとホワイトでとても可愛い。このストッキング欲しい。
 
波止場のシーン:クリスの到着を上から見守るファントム。そう、ここでもみなの上にいるという立ち位置が非常に重要。原作「マンハッタンの怪人」で超好きなシーン、ファントムがパークアヴェニューの一等地に立てた自社ビルのペントハウスからマンハッタンの街を見下ろすというそのシチュエーションのイメージ。このベンファントムは非常にかっこいい。おもむろに登場するクリスの赤ビロード服、とてもよいわ。ラウルのペイズリー柄ベストも。お迎えくるまも凄くすてき!かぼちゃの馬車みたい。T型フォードの原型かしら。
 
くるまに乗ったとたん、雷鳴とともに高いところにいるファントムクローズアップ。「私は君の音楽の天使・・」出たー!!この黒ロングコート姿のベンファントムめちゃかっこいい。歩き方とか。
 
ホテルの部屋:インテリアが素敵。クリスの白レースの部屋着(まじで?)が可愛い。グスタフのオルゴールが蹴飛ばされなくてほんとヨカッタ。こどもを悲しませちゃいけません。そしてLOOK WITH YOUR HEART(心の眼で見なさい)はこの作品のキーワードのひとつ。
 
グスタフがお部屋にいってすぐファントム登場。じゃーん、じゃじゃじゃじゃーん!卒倒するもすぐに回復してファントム張り倒しそうな勢いのクリス、いいぞー。
 
Beneath a moonless sky:クリスティーヌがファントムの隠れ家を訪れた日の「あの夜」の話。歌詞変わってます。ファントムが椅子に座るクリスの肩にゆっくり顔を寄せて、それをクリスがそっと手を添える動きが好き。でもSHAMEがシャイムって歌われるのが超気になる。オーストラリア英語だから仕方ないんだけどさ。WE版のときは歌詞もあれだったんでちょっと直視しにくかったんだけどこれだと二人の情熱が凄く感じられて好き。まさかBMSを好きになるとは。じぶんでもおどろく。で、「初めて口にした様々な言葉」ってなにかしら・・(危険モード)っそして「Urgent to deny」も「again and again」は残したのね^^;。日本語訳ナイスだけど。
 
それにしてもファントムがクリスにすがるシーン、多くない?「There is no now((私たちに)今などないわ)」って宣言されてがーんって来てるし、ファントム。この後に続く「Once upon another time」で語られる言葉が美しい(そう思うじぶんが意外だ・・)
 
「たった一度だけ、一晩だけ私のために歌って欲しい」とお願いするファントム
 
ファンタズマ~幻が君臨する幻想の世界に魅せられてるグスタフ「見せてちょうだい、奇妙で荒っぽく不気味で遊園地の暗がりの中にある謎のすべてを」
 
そして始まる、「The Beauty Underneath」。WE版の頃からフェリーニの世界を彷彿とさせてくれていたけど今回のAU版演出では鉄板になってます。まさしく「フリークス」の世界。サイモンふうにキッチュな味付けがされているけれど。
 
ふーっ!際限がないじゃん。いつになったらサイモンくまのDirector`sノートの話になるんだろう。仕方ないのでこれはまた別記事にしますね。とても面白い内容になってます!