今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

JOJさんの最新インタビュー/Fans` favorite Phantom/「This is Plymouth」のサイトより

来週27日からいよいよPlymouthでプレヴューが始まる「オペラ座の怪人」新演出UKツアー。最新のJOJさんインタビューです。取り急ぎ粗訳入れます。あ、でも私は英語の専門家でも何でもないふつうのひとなのであくまでも「マノンはこう理解してる」っていう内容です。その点どうぞ宜しくお願いします♪
 
 
彼はショービジネス界で最も代表的な役のひとつを演じている。しかしJohn-Owen Jonesはファンにじゃまされること無くスーパーマーケットでお買いものすることができる。このフレンドリーなウェールズ人をオペラ座の怪人という作品のタイトルロール、人々を恐怖に陥れ、危害を加える怪人に変えるのは少し時間を要する。
「シアターロイヤル」で「オペラ座の怪人」の公演が行われる期間中、あなたが怪人のメイクを取ったJOJに道で出会ってもたぶん気がつくことはないだろう。
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「僕がステージドアから出てきてもそこで待ってるみんな僕が誰なのかわからないんだよ。」と彼は話す。
 
「で、僕が彼らに「僕がファントムだよ」って言うと、彼らは驚いて、そして実際の僕のほうが素敵に見える、って言ってくれるんだ」と笑う。「それは嬉しいことだよね。」
 
「僕の住んでいる町では知られているよ。だから子供たちは僕が有名人だと思ってる。でもそれは僕が学校に送っていくからなんだけどね。」
 
ジョンの人生は思いがけないものになったようだ。彼は彼の父とそのお兄さんが営む肉屋さんのファミリービジネスの跡を継ぐつもりでいた。しかしティーンエイジャーの頃、かれはユースシアターに入って「ウェストサイド物語」に出演したのだ。そのときは歌わない役で。
 
「ミュージカル作品の中の歌わない役・・今の僕を見てよ」彼は再び笑う。彼が16歳の時、キャバレーナイトのバックコーラスで歌う役が与えられた。演出家は彼にキスで終わるソンドハイムのデュエット曲を割り当てた。
「曲、キスそしてガールフレンドもできたし、喝采も浴びた。ま、僕の人生に役立つようなもんじゃなかったけどね(笑)」
 
いや、実際は大変役に立っているようだ。.ジョンは「オペラ座の怪人25周年記念ツアー」のリハーサルの最中だ。昼間はリハに参加し、夜は2枚目のアルバム製作の作業に従事している。今週、プリマスに滞在中の彼は
月曜日に始まる公演の最終仕上げにかかっている。この公演は全国ツアーが始まる前にプリマスでその形を整えることになる。彼はこの長期公演開始を楽しみにしているようだ。
 
3月31日まで続く公演を前にファントムは数週間に及ぶフルスケールのリハーサルとプレビューをこなしている。ジョンはこの公演をとても楽しみにしている。再びファントムという役を演じることを。他のどの俳優よりも多い1400回の舞台に立って演じてきたこの役を。
 
彼は「ファンに愛されているファントム」と呼ばれている。彼がスターダムにのし上がるにはこれでは十分ではないかもしれない。しかし彼は「レ・ミゼラブル」のジャンヴァルジャン役でもアワードを受賞している。そしてウェストエンドでもブロードウェイでも25周年記念ツアーでもこの役を演じた。そして「レ・ミゼラブル」のツアーが終わったあと、キャメロン・マッキントッシュに新演出ツアーのファントムを演じてほしいとオファーされたとき、喜んで受けたという。
 
「舞台はとてもユニークだよ。デザインも新しくなって素晴らしいものになっている。」彼は強調する。舞台デザインの傑作だよ。オペラ座の怪人のオリジナル版はヴィクトリア時代のテクニックを使っている。この新しいヴァージョンは21世紀のシアタートリックを使っているのさ。」
 
「ストーリーももう少し現実的なものになっている。つまりメロドラマ性が減っているということかな。より感情的なつながりが表現されているんだ。新しい舞台セット、そして素晴らしい新振り付けとね。」
 
「キャメロン・マッキントッシュにとっては勇気の要る決断だったと思う。これだけ愛されている作品を新しく、違うものに作り変えようとしてるんだから。」
 
再びこの役を演じるという決断はジョンにとって再びじぶんの演技を振り返ってみるチャンスになったようだ。原点に戻って、怪人というキャラクターがいったいどんな人間なのか再び考えてみる、といったような。
 
「舞台に立ち、そしてこの怒れる男を演じることは一種の精神浄化作用があるんだ。怪人のキャラクターは同情されるべきものじゃない、でも彼はベストをつくそうとしているんだ。」とジョンは語る。
 
「彼(ファントム)は他人とどう接したらいいのは知らないんだ。彼はクリスティーヌの存在に取り付かれているからね。もし同じような状況だったら僕らだってそうなるよ。爆発してどうしたらいいのかわからなくなってしまうんだ。決して報われない愛。彼はそれに正しく対処することができないだけなんだよ。」
 
「それは彼のせいじゃない。誰でも社会的な間違いをおかすことはあるものだよ。最後にはクリスティーヌは殺人者ではない男性と一緒に去ることを選んだわけだしね。」
 
そしてもしジョンがその圧倒的なパフォーマンスで観客を感動させることができたら、観客たちはこんな言葉でファントムのことを語るだろう。「ああ、どうか彼が救われますように・・」と。
 
「この舞台は素晴らしいものになるよ。大げさに言ってるわけじゃない。本当に皆を感動させるものになるだろう」