今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

John Owen-Jones Concert 2018 (1) Diolch!

9/22~24の3日間、よみうり大手町ホールで開催されたJOJさんのソロコンサートの感想&思い出を書いておこうと思います。初日がピアノのジョンさんの伴奏だけのアコースティック公演、続く3公演はフルバンド公演。それぞれに思い出があるけども、まずは全体を通しての感想を。続いてアコースティック公演を中心に曲目別のと、公開リハーサルについても書く予定。(当分終わりが見えないわ。ケンヒルの後半もまだ残ってるしね...)

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初日 アコースティック公演 (9/22 12:00~)
これが一番JOJさんの温かい感じが出てた公演。やっぱりQuirkさんとのケミストリーは最高!
曲目によってはバンドの方が引立つけど、今回のように4回の公演があるなら、アコースティック公演2回、バンド公演2回でもいいかも。
セットリストもSpotlightからの曲が一番入っていて、小手調べ的な感じでしょうけど、ワールドプレミアだもんね。ケン・ヒル版からのWhile Floating High Aboveも歌ってくれたし。
Quirkさんとのやりとりも、前日のリハーサルの延長のような、自然な感じで、一部がいい感じで終わって、JOJさんも嬉しかったんでしょう。二部の初めに袖から出て来る時に、思わず口元が緩んで、フフって笑ってたw
とっても楽しそうに。

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なぜか切れているけど、この日のアンコールはLove Changes Everything



さてアコースティックのいい感じを引き継いで始まったフルバンド公演。(9/22 16:30~)
JOJさんは機嫌も良くて調子も上々。

前半の終わり近くには、「みんなはどんなミュージカルソングを歌ってほしい?」って言って、ポンっと客席に飛び降りて観客にマイクを向けるJOJさん。いきなり聞かれても、その上JOJさんに直接マイク向けられたら、テンパっちゃって答えられないよね。何人かの前を過ぎて、とうとうマイクは私の前に(!)
「Les Mizとか?」ってヒントだか誘導だか入れるJOJさん。
(ちょっと待って、なんでもいいわけじゃないのね?Les Miz?えっだってBring Him Home歌うにはまだ早いよね?これ当てろって事?)と1秒くらいの間にいろいろ頭の中をめぐる。まあネタになってもいいかっと、

P:「Bring Him Home?」(もそもそと)

J:「もっと大きな声でっ!」

P:「Bring Him Home !」

J:「君は僕にBring Him Homeを歌って欲しいのね。ノー、それは歌わないな~笑。」

はいはい、やっぱりねw で、ちょっと説明って言って、新アルバムにも入るってことや、ファンテーヌの歌だけど、今日はバルジャンの視点から歌うねって話してからのI Dreamed A Dream。
で、Quirkさんのピアノがそのまま馴染みのあるメロディを弾いてるなっと思ったら、続けてBring Him homeに。客席もアレっと小さく反応、してやったりと左目で例のウインクするJOJさん(笑)。
(見たことない方はこちらでもやっていますw)
そのあと自分で照れちゃって歌えなくなってるのが、可愛いというかね笑。

この日のセットリストはバンド公演の中では一番自然に感じて、いい雰囲気だったんだけどね。バンドがね、得意不得意があるっていうか…思っていたところに思っていた音がこないっていうのは、えーって思うし、JOJさんの歌は素晴らしいのにオチオチ聞いてられない。特に持ち歌であるMusic of the NightやAnthem等のミュージカルソングがそれでは、泣くに泣けないと思う。歌っているJOJさん自身も焦ったでしょうしね。一緒のリハーサルが1日しかないのは大変でしょうけど。JOJさんが素晴らしいのは誰が見てもわかるだけに、本当に残念でした。

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フルバンド公演2日目。(9/23)
開演時間になって、客席が暗くなっても 誰も舞台に現れず、5分ほども経ってやっと登場。
JOJさんはコーヒー片手に登場。ちょっとお疲れモード。
昨日とは打って変わって、とってもピリピリした緊張感あるスタート。要所要所でピアノのジョンさんが、はいそこ!、大きく盛り上げて!って感じに、体中大きく揺すってバンドをリード。JOJさんも歌いながらメンバーへ視線飛ばす、飛ばすw
で、前半終了頃には、どうやらこれで行けそうって感じになったのか、後半は大分いい感じになったかな。でも前日のようなホンワカしたトークはなくて、その分、新アルバムや1月のThe Voices of the West Endの宣伝が目立っちゃったかなという感じ(苦笑)。JOJさんが、Quirkさんもジェットラグで寝不足で、なんて言ってたけど、セットリストの曲順も大きく変わっていたし、この日はWishing You Somehow Here Again がリストから抜けていたので、今日の為にあれこれ調整しての寝不足?っと思っちゃいました。お二人とも本当にお疲れ様でした(溜息)。

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そしてフルバンド公演三日目。(9/24)
とうとうラスト。もうこの日は最初からみんなで楽しむぞ!って言う感じ全開で。
のっけからSchreem for me Tokyo!!と手拍子&掛け声からのCorner of the Sky → Kiss of the Spider Woman → Thunderball(withラストにJOJさんのおしりフリフリ付。意味不明wでも会場はもちろん爆笑)
三日間ともそうだったけど、今回の来日公演ではこのKiss of the Spider Womanがお手てキラキラの振り付きを強要されちゃいまして(笑)、これっちょっとイメージ違うんじゃない?とか思ったけど、大将のおっしゃる通り連日キラキラしておりました。(お星さまキラキラのまま、ウェーブみたいに左右に動かすんだからね、結構難しい。)

途中のイベントはウェールズ語講座。

初日が、Diolch  / ありがとう、Diolch yn fawr iawn / どうもありがとう
二日目はDa iawn / Very good(だったかな)
最終日はRwy'n dy garu di / 愛してる、でした。(他にもあったと思うけど忘れた!)
ウェールズ語、難しくてその場ではどうにか言えても、次の日には忘れちゃってる。ごめんね、JOJさん(笑)

そしてもう一つ、ウェールズ風掛け声講座もw
Oggy! Oggy! Oggy! (オギ、オギ、オギ)
Oi! Oi! Oi! (オイ、オイ、オイ)
Oggy! Oggy! Oggy!
Oi! Oi! Oi!
Oggy!
Oi!
Oggy!
Oi!
Oggy! Oggy! Oggy!
Oi! Oi! Oi!

ってラグビー等のスポーツやコンサートなどで、こんな感じで掛け声かけ合うそうです。ウェールズ発祥だけど、イギリスのテレビで紹介されて今や全国区になったそうwこちらに説明ちょっとあります。(さーこれでもうウェールズ人だねって、訳も分からず、どんどんウェールズ化されていくオーディエンスw)

そして新アルバムSpotlightからの曲を歌う度に、「この曲気に入ったらPledge参加してね、無料ダウンロードとかあるからね」「日本ではソニーミュージックからも出すよ。ボーナストラックとかもあるよ」と宣伝。もうこれワンパターンで決めちゃったのね。何度もしつこく言うんだけど、自分でも最後には笑いながら言ってたもんね(笑)。

それと来年1月9日~11日にBunkamuraオーチャードホールで開催されるThe Voices of the West Endの宣伝w
今チケット絶賛発売中だけども、ソロコンの会場でも宣伝ビデオ流して、販売していました。「僕の横にケリー、ベン、ソフィーって凄いメンバーがここにずらっと並ぶんだよ、想像してみて。前半が終わったら僕らちょっと休憩するけど、その間にまだチケット買ってない人は買っておいてね。」なんてね。ああそうだ、John Quirkさんがコンダクターとして来日されるんだそうです。うん、そりゃJOJさんは嬉しいよね。

バンド公演になってから宣伝に日々拍車がかかっちゃったけど、ふっと数年前を思い出してしまって。
2012年頃はまだJOJさんが日本に来るなんて想像もできなくて、マノンさんが渡英中に「日本にも来て、って言ったら、行きたいけど、オファーがないと行けないんだよって言われた」って言っていました。2013年に今度は私がリバプールで聞いた時には、「Hopefullyだけど、来年行けるかも」って言ってくれて、2014年に本当に初来日となった時の嬉しかったことと言ったら。マノンさんと今回と同じよみうり大手町ホールで、並んでJOJさんのコンサートを聞いたのは、忘れられません。でね、こんな風に次もJOJさんが来てくれるのが当たり前、じゃあなかったなあ、なんてね。

横道に脱線しちゃったけどもw



さて後半には、Proud LadyのメロディでSing-a-longというか、歌唱指導???
アーイ、ア~~イ、ア~~~~イムって(笑)、JOJさんのふくよかな超美声に続いて、にわか合唱団も頑張りました!
本当に次はどっちから弾が飛んでくるかわかりゃしないw 
みんな楽しんでる?って何度も言うJOJさん。

もちろん!!



この日はどの曲も本当に素晴らしかったけど、ラストのI Dreamed A DreamからのBring Him Homeは圧巻だった。
これだけ歌って、話して、宣伝して(笑)、その上まだ最後にここまでのパフォーマンスできる人ってそうそういない。
宣伝全部差し引いても、普通のコンサートより十分トークあったよw

Anthemのメッチャいいところで、やっぱり、「Spotlight買ってくれたら最後まで歌うよ」って言っても許す(何様w)

アンコールのDelilah、ウェールズの大歌手トム・ジョーンズの歌で、下手通路を上まで走ってみんなとハイタッチ、戻って、上手通路も最後まで走って、ハアハアしながらありがとうの気持ちを示してくれた。


本当に最後のアンコール、ウェールズの詩人Dylan Thomasの詩を歌ったEli Jenkins Prayerで最後にSay good bye just for now...See you Januaryって言ってシメました。


照れ屋でやんちゃなBURRY PORT BOY のTOKYO ウェールズ化計画は見事コンプリート!
 


とりあえず、今日はここまでw

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