今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー二人の写真家展」「フランシス・ベーコン展」&Yoko Ono at Römerberg

ちょっと前になっちゃったけど「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー二人の写真家展」「フランシス・ベーコン展」は非常に面白かったです。まあ正直言うと作品数に不満が残るんだけど、これはもう仕方ないですね。どちらもキュレーターのセンスが非常に良くてかなり満足しました。時間のあるとき追記しますけど取り急ぎ写真のみ。
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それと先月フランクフルトのレーマー広場近くのギャラリーで行われていたヨーコ・オノ展。これは20才男子(息子w)が見に行ったんですが、彼の感想諸々に大変ウケました^_^;。括ると「60年代ってヤバい時代だったんだねえ」ってことですが。そう、その通り!しかし母はその時代に生きたかった(いや生まれてますけどさすがにコドモ過ぎw)。彼(女)らと共にあの時代のあの光景の一部になりたかったよ。
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そういえば昨年New Yorkのホイットニー美術館で開催された草間彌生さんの作品展で会場に来てた方々のインタをやったのだけど、これがもう大変面白かったんですよね。番組内では使われなかったけれど本当に面白かった。60年代~70年代にかけて草間先生がNew Yorkでやっていた「パフォーマンス」を実際にご存知の方がいっぱい来てて。もう70代になろうかという方々が口々に当時の思い出を語ってくれたのですが、その内容に改めてびっくりしたのでした。彼(女)らがくっきりと鮮明にあの時代のことを覚えていたことにも。この日はホイットニーのロビーで草間さんとあのチャック・ローズが遭遇して回りが騒然としたんだった。お二人とも車いすだったけれどそこにいた他の誰よりも自由に見えたよ。

そうだ、ベアテ・シロタ・ゴードンさんにもそんな話を聞いたんだった。彼女は昨年冬に亡くなってしまったけれど私たちがアッパーウェストサイドにあるお宅にお邪魔してインタビューをさせていただいた7月はまだお元気で「今週末はシカゴに講演に行くのよ」と仰ってたっけ。

時代は変わって色んなものを呑み込んでいく。かつて存在していたものもひともいつのまにか消えていく。でもその時代を彩った芸術作品や感動は決して消えない。キャパやゲルダの写真もフランシス・ベーコンの絵画もヨーコ・オノの作品とそのメッセージも決して色あせることはない。