「オペラ座の怪人ケンヒル版」制作発表会見に行ってきました
ファントム役のJOJさんと、公演の応援サポーターに就任された俳優の別所哲也さんと遼河はるひさんの三人が登壇されての会見に、一般からも抽選で100名の方が参加。私もこの中の一人として、ワクワクするようなひと時を、共有させて頂きました。
インタビューは下にリンクしてある各記事や、早速アップされた会見ダイジェストでご覧ください。私もあとで4Kの美しい映像で、もう一度会見を楽しみたいと思います。
記事や映像があるので、もうこれ以上書くことはないなと思うのですが、私がその場で感じた印象だけ付け加えておきます。
まずこのミュージカルの応援サポーターに、よくぞ別所哲也さんと遼河はるひさんを選んでくださったな~と思いました。お二人ともご自身の言葉で、作品に対する思いや、JOJさんに対するリスペクトをこめてお話しされるので、とても濃密で大人っぽい会見だったと思います。演劇が好きな方々(俳優だけでなく観客も含め)が聞きたい、話したいことを話してくださったというかね。別所さんのラジオ番組を聞いたことがありますが、その時にJOJさんの曲をかけながら、素晴らしいとお話しされていたので、そういう素のお気持ちが出ているんだろうなと思ったり、遼河さんもいつもJOJさんを見つめながらお話しされるので、JOJさんも嬉しそうだったり(笑)。別所さん、遼河さんとJOJさんが、アイコンタクトや微笑みで意思の疎通ができているなと思えるほど、お互いを見つめての会見にとても好印象を持ちました。
インタビューの内容では、JOJさん、別所さんも、この作品を俳優としてどう演じるか、そこにポイントを置いて演じる(見る)といわれた点。オペラの楽曲を使って、ミュージカルで、という中で、演じるということに注目されているのが共通だったのが印象的でした。それと記者の方からの質問で、それぞれターニングポイントについて聞かれた時に、皆さんが一致していたのが、努力を惜しまず、来たチャンスは両手で掴み取るって言われた点です。こういうところ、お若い方たちにも聞かせたいなあなんて思いながら、聞いていました。
アナウンサーの方の進行もスムーズで自然で、通訳の方は多分ALWコンサートでも舞台上で通訳されていた方だと思いますが、その時も思いましたが、日英双方向の通訳がとても細やかで、日本語も美しく、全体の雰囲気の一翼を担っているなと思いました。
そしてJOJさんはケンヒル版から、While Floating High Above (高い高いところから)を、本当に本当に丁寧に歌われた印象でした。人前で歌うのは文字通り本邦初公開、その場に居合わせることが出来て感激でした。
続くMusic of the Nightは、まあ名刺代わり(笑)?実に朗々と余裕たっぷりの歌唱で、多分ここにいた一般代表で驚いた人は多くなかったかもですが、取材陣の度肝を抜いたんではないかな?っと思いました(笑)。
とても良い時間を過ごさせて頂き、感謝、感謝。
私自身もより一層この作品が楽しみになりました。
今回の来日では、多忙もあって、いつもより更にひどいジェットラグに悩まされていたJOJさんですが、東京・大阪でのコンサート、その間を縫うように「オペラ座の怪人ケン・ヒル版」の取材と、本当にお疲れ様でした。次の来日の時は、ニュージーランドのオークランドで他のキャストたちとの稽古を終えて、すっかりファントムになって戻って来られるでしょうね。その時が、今から楽しみです。
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