今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2018 6/7~8(2)

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今回のMMSでちょっと面白かったのが、一部も二部も一曲目がノームさんで、これがまたノームさんがにこにこしながらす~っと出てこられて、歌い出した途端に一気に客席全員を虜にしちゃうっていうパターンだったことですね。会場を全部味方に着けちゃうようなあの雰囲気はどこから来るんだろう(笑)。例のプレトークで、JOJさんがALW作品で「一つは名作、もう一つは...音楽は両方素晴らしいんだけど」って言ったのに対して、シレっと「ファントムはALW自身が投影されていて、一人の女性をずっと愛している、サラ・ブライトマンねw」とかつけ加えちゃうお茶目な所もあったりね(笑)。

そういえばJOJさんがデュエット担当(二曲)だったのも、面白かったわ。その割に袖にはける時のエスコートはノームさんの方が如才ないってどういう事だろう(爆笑)。(マイペースなJOJさんw)



第二部

I Am The Starlight (Starlight Express) Norm Lewis, 柿澤勇人
この曲はコンサートだけですが、何度も聞いていて大好きな一曲です。特に歌い出しが本当にワクワクします。

China Doll (Marguerite) 春野寿美礼

馬鹿げた夢(紳士の為の愛と殺人の手引き)柿澤勇人

裏を表に(紳士の為の愛と殺人の手引き)柿澤勇人、宮澤エマ

Wishing You Were Somehow Here Again (The Phantom Of The Opera) John Owen-Jones
JOJファンにとっては、JOJさんの歌うWYWSHAは定番になったと思うけど、そうでない方はクリスティーヌの歌うこの曲を、ガタイのいいおじさん(失礼)が歌うって聞いてまずびっくりされると思う。でもJOJさんの歌うこの曲は、歌詞の意味が心に伝わってくる。いつ聞いてもしみじみといいです。最初は私もこの曲を男性が歌うの?って思ったのですが、今では聞く度に好きになります。(この曲だけは、なぜか初日の方が心に迫るものがあったんですよね。何故だろう?)


ここからは、持ち役というか、皆さんの十八番の中からの演奏。素晴らしくないわけがないです(笑)。

Not A Day Goes By (Merrily We Roll Along) 宮澤エマ
この曲は宮澤さんのミュージカル初出演の曲だそう。

私だけに(エリザベート春野寿美礼
おなじみのメロディ。イントロが鳴るだけでエリザベートの世界が広がります。私が2013年に観たエリザベートは春野さんだったと思います。貫録とさすがの存在感!

後悔(フランケンシュタイン柿澤勇人
柿澤さんを見たのは今回が初めてですが、またどこかでぜひ見てみたいです。次は本舞台でw


後半は何はともあれノームさんのStars、JOJさんのBring Him Home、そしてお二人のThe Cofontation、この三曲に尽きます。

Stars (Les Miserables) Norm Lewis
ノームさんを初めてご覧になった方でも、Starsは25周年のコンサートバージョンの映像でご存知の方も多いはず。2011年に初めてWEでLes Miserablesを観た時の、私の最初のジャベールがノームさんだったんです。そういう意味で、特別な存在。普段の温厚なノームさんのイメージとは違って、にこりともしないストイックなジャベールが思い出されます。この日もコンサートにも関わらず、跪いて胸で十字を切るところまでやって下さって感動!

Bring Him Home (Les Miserables) John Owen-Jones
JOJさんの歌うBHHを生で聞いたのは2016年のソロコン以来。この年BWの本舞台で念願のバルジャンを観た、一か月後のソロコンでは、ちょっとだけコンサートバージョンになっていました。この日のBHHは限りなく本舞台に近いパフォーマンスだったのではないかと思うので、これが日本で聞けたのは素晴らしかったです。(あえて言うとBWではもうちょっと枯れてたけども)


The Confrontation John Owen-Jones, Norm Lewis
ノームさんとJOJさんのThe Confrontation、もうこれは世界中のレミゼファンが羨ましがったと思います。そのくらい凄いことです。世界中でこれが聞けたのは、このMMSに足を運んだ方だけですもん。(できたらね、もっと音響のいいところで聞きたかったです。そこだけが残念。)お二人もStars、BHHと気持ちを高めてからのこの曲なので、まさに本舞台さながらの緊張感で歌って下さって嬉しかった。
個人的にはBWでジャベールをやられたヘイデンさんは、地声が高めだったと思うのですが、この曲でバルジャンとジャベールの声が重なっている部分で二人の声の聞きわけが難しかったのですが、ノームさんとJOJさんだと声質も高さもかぶらないで、バルジャンの低音がはっきり聞き取れたのが、すごーくうれしかったです。マニアックでごめんなさい(笑)。

You know nothing of my life
(24601)
All I did was steal some bread
(My duty's to the law - you have no rights)
You know nothing of the world
(Come with me 24601)
You would sooner see me dead
(Now the wheel has turned around)
But not before I see this justice done
(Jean Valjean is nothing now)
 
ここねw


Do You Hear The People Sing? 出演者全員
この曲を歌う時のお約束、JOJさんのアンジョルラスで始まるこの曲。レミゼからの曲でしめる場合、圧倒的にOne Day Moreのほうが多いんじゃないかなと思うのですが、私はこの曲好きなんですよね。最後は五人で歌ってるとは思えない程のパワーのあるDo You Hear The People Sing?でした。

この曲が終わると同時に客席が一斉にスタンディングオベーション。キャストの方もぱっと笑顔になられて。
特にJOJさんの嬉しそうな顔と言ったら(笑)。
毎度言っててしつこいですけどね、最後に客席の反応がいいと、すっごく嬉しそうな大満足の顔されるんですよ、JOJさん。その顔を見るのが、最近の私のひそかなお楽しみになっています。この日も調子に乗って(失礼)、他のキャストをリードして、指揮者の円光寺さんまで呼んで(笑)、本公演のカーテンコールのご挨拶、BOWされていました。


6/19追記: JOJさん歴もミュージカルファン歴も大先輩のDachoさんのブログ、備忘録へのリンクの許可を頂いたので、こちらもご覧ください。イメージ先行でぼーっと見ている私と違って、臨場感タップリの詳細なレポです。Dachoさん、いつもありがとうございます(笑)。


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MMSプログラムより