今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

Myレミコン最終週 & 先週のJOJさん(Les Mis Concert week 15)

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これは私の最終日11/20マチネのキャストボードで、ファンテーヌ役のCarrieさんがお休み。ここまでで誰か彼かがアンダーと言う日も多かったのですが、特に最終週はお休み続出。そのおかげでビックリするようなことも起きたのですが(笑)。

 

11/18(月) 実はフォロワーさんのおひとりから、もしかしたら今日はEarlさんがジャベールでは?というご連絡を頂いてはいたのです。週末のBBC Children in Needの番組収録とチャリティランチ関連でお忙しかったMichealさんは、この朝のBBCの番組にAlfieさんとご出演のはずが急遽お休みされていました。

 

↓ちょうど番組を見ていたので写真を一枚

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そして劇場で確認するとまさかのJOJヴァルジャン&Earlジャベール!Michealさんには申し訳なかったのですが、私にとっては天の恵み、夢が叶ったといってもオーバーじゃない素晴らしいギフトでしたw だってJOJさんを知って、出遅れてしまった新演出ツアーのCDを聞いては、いつか見たいと願い続けたドリームキャストだもんねぇ。

JOJさんとEarlさんにとっても、2009-2010の新演出ツアー以来、レミゼでは約10年振りの共演だそうで、お二人もとても興奮されていたようw

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Earlさんの人物が際立っている演技、それと真っ向から向き合うJOJさんの演技、そこから波及して、キャスト全員がこれ以上ないくらい熱い演技の応酬で、受け止めるのが精一杯、ただただ涙が止まらないという感じ。毎回演技度増し増しと書いていて、代わり映えしないと思われそうだけども、でもどう考えてもMy初日の11/6からこっち、コンサートというよりも、より本舞台に近づいていってるのは、間違いない気がする。そしてその中でJOJさんは、のびのびとヴァルジャンを歌っているのではなく、演じている。

 


Earlさんのジャベールのアプローチは私が見たこともないもの。Michealジャベがある一瞬を境に崩壊する、とすれば(これはまた書きます)、Earlさんは階段を一段ずつ追い落とされていくような滅亡の仕方と言えばいいかしら。ジャベールは法が絶対と信じて来たのに、その法に背いたヴァルジャンに命を救われるという矛盾に耐えられず崩壊するけども、Earlさんの場合はさらに、ヴァルジャンという存在も、法が絶対ではないという事実も、自分が法の絶対的番人ではないということも、すべてを認めない。だからそれらにじりじりと詰め寄られ、ほぼ狂気の域にまで達して、ヴァルジャンから逃れるように自ら命を絶つ。ある意味で人間味が全くない救いのないジャベール。最後まで同調できない孤高のジャベール。JOJヴァルが人間味を出せば出すほど、その対比が浮き彫りになる感じと思いました。爬虫類かと思うほど終始ヒタっと冷たい感じのするジャベールは、生い立ちからこれまで、彼も修羅の道を生きて来たのだということを思い出させる。

 反対にヴァルジャンから見れば、ファンテーヌはヴァルジャンが救えた魂、ジャベールはヴァルジャンが救えなかった魂ともいえるかも。バルジャンがひとたび掴んだ手を自ら振りほどき、地獄に転落していったかのようなEarlジャベールでした。

Earlさん、終始ニコリともしないのに、たった二回ひきつるような声で笑うんですよ。一度はマリウスを助けるヴァルジャンに銃を向けながら、そしてもう一回は自殺の間際。ヴァルジャンが破滅するか、自分が死ぬか、命のルーレットを笑いながら回したのかも?

 

下の写真、写りは良くないけど、奈落から階段を駆け上がってくる途中にも、もうすでに笑い出してるお二人が素敵でw

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JOJさんの方は、Michealジャベの時より、更に自由にのびのび演じているように見えるのはひいき目かしら(笑)。カーテンコールの時に、いつもならMichealさんから半歩控えるような感じなのに、この日はEarlさんをエスコートして座長の顔でした(笑)!Earlさんもジャベールの時はにこりともしなかったのに、もう相好を崩して大笑い。ホッとしたような楽しくて仕方がないというような笑顔でした^^。(EarlさんはMichealさんに代わって前の週末からジャベール自体は演じてたのよね。それなのに緊張から一気に解き放たれるような笑顔って、なんでかしらね?この公演、何か特別な回だったのかしら^^?)

 

f:id:manonpaisley:20191123231743j:plain JOJ座長とEarlさんw

 

翌日11/19(火)は私の唯一のAlfieヴァルジャンの日。

Michealさんは結果的に連続して休演になられてしまったので、この週は全部Earlジャベールでした。個人的にはAlfieヴァルの公演だけは、やはりMichealさんのジャベールで、と思ったんです。まあそれあってのレミコンだったわけでしょうしね。でもEarlさんもJOJさんとの公演の日とは、ぜんぜん違うジャベールでした。前日のあの狂気な感じが、なりを潜めているのが凄すぎる。私は見ていないけれど、Alfie&Earlは2015年に一緒にLes Miz Broadwayに出演されてるんですよね。この日の雰囲気をやはりそれを彷彿としたものになっていたのかしら?JOJさんとEarlさんの新演出ツアーも、どちらも当時を知る方から聞いてみたいと思いました。

Alfieさんの場合はやはり歌のウエイトが大きかったと思いました。コンサートであれば、一曲を盛り上げてショーストップに、というスタイルでも違和感なかったでしょう。むしろ演技要素が強い場面程、どうしてもそれまで回数見ているJOJさんのほうがデフォになってしまっていて、個人的には違和感が先に立って、現実に引き戻される感覚は誤算でした。皆さんのレポを見せて頂くと、レミコン全公演を通して前半のほうがコンサート要素が強かったようなので、その時ならまた別の感じ方をしたかも、とも思いました。とはいえ観客の反応は、Alfie回の場合、始まる前からテンションアゲアゲw 怒涛のような歓声で、スタジアムにいるような高揚感は味わえたかも。反対にJOJ回は最初は通常の舞台のようにわりと静かに始まり、徐々に盛り上がって後半は拍手と口笛が鳴りやまないという感じでした^^。

 

Myラストは#Jones&Carpenterの公演再びだったのですが、この日は月曜程ドカーンとした衝撃はありませんでしたが、実に実に素晴らしかったことには変わりがありませんでした。この日のファンテーヌは最初に書いた通りCarrieさんがお休みで、アンダーのRosanna Batesさん。彼女は出て来ただけでファンテーヌって納得できる歌も演技も細やかな方でした。今回メインキャストではジャベール、ファンテーヌ、アンジョルラス、マリウス、コゼット、テナルディエ夫人のアンダーキャストを見ましたが、どの方も見てよかったと思える程素晴らしいキャストばかりでした。変わり種で言えばファクトリーガールの中で工場長の愛人役のCelia Grahamさん(何度か書いているけどかつてのJOJファントムの時のクリス)の代わりにSwingのSarah Larkさんが演じた回があって、彼女はずいぶん前に400 Yearsという曲でJOJさんとデュエットされていた方なので、やっと観られたな~と感激しました。(あまり需要がない個人的こだわりねw)

 

 

日を追っての感想と記録はこんな感じでしょうか。

ここまでの流れでは触れられなかったキャストが多いので、簡単にキャストごとの感想や思い出を書いて、今回のLes Miserables All Star Staged Concertの私的感想のまとめにしたいと思います。

というわけで、次に続くw

 

 

さてここからはJOJさんのいつものカウント

終わり間際になってやっとカウントがダブっていたことに気が付いたJOJさん、ぎりぎり#57で修正されました^^;

www.instagram.com10年振り共演で浮かれ気味のお二人?

 

www.instagram.comクールなJOJさん、いやクールな振りの、かな(笑)?

 

www.instagram.comこれこれ、このキャンドルの日ねw 無事繰り上がってカウントが60台に乗ることが決定w

www.instagram.com絶好調、でも今日アイラインちょっと濃くない?

 

いよいよレミコン最終週に続くw

その前に大事なお知らせも書かないと...