今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

「Jerusalem」 is the best prod. of the year of 2011/「エルサレム」の舞台が忘れられない

 「Jerusalen(エルサレム)」 詞:ウィリアム・ブレイク 曲:サー・C・H・パリー
 
   And did those feet in ancient time,
   Walk upon Englands mountains green:
   And was the holy Lamb of God,
   On Englands pleasant pastures seen
 
   And did the Countenance Divine,
   Shine forth upon our clouded hills?
   And was Jerusalem builded here,
   Among these dark Satanic Mills?
     
        Bring me my Bow of burning gold:
   Bring me my Arrows of desire:
       Bring me my Spear: O clouds unfold!
   Bring me my Chariot of fire!
 
   I will not cease from Mental Fight,
   Nor shall my Sword sleep in my hand,
 
   Till we have built Jerusalem,
        In Englands green and pleasant Land.
 
JOJさんはクリスマス休暇中。キリアンはイヴのマチネのあと夜8:45のフライトで家族の待つダブリン、アールさんもポーツマスから最終のフェリーに乗ってご実家に向かったようです。やはりクリスマスは家族揃って過ごすのが英国の、というか世界共通の過ごし方ですよね。そういえばイヴの昨夜、突然「今日からダイエットを始めるよ!」とツイッターの大文字で宣言したJOJさn。今日のクリスマスディナーはどうなるのでしょうか。奥様に怒られるんじゃないかと心配です・笑。おまけにキリアン相手に本気だか冗談だかわからないような、まるで子犬の兄弟喧嘩みたいなやりとりしてるし。あ、これちょっと面白かったからピックアップしとかないとね。(ひま人ですか?)
 

で、ワタクシは家族揃ってのファミリーディナーはひと足早く23日に済ませ、昨日のイヴは仕事。今日のクリスマスデイは午前中は教会、午後からは家で台本つくりや来週の打ち合わせ用の下準備をしていたらもうこんな時間。昔とはすっかり様変わりした私たち家族のクリスマスデイ。アメリカの友達は今頃クリスマスディナー(通常はクリスマスデイのお昼が正餐(ディナー)です)の準備に余念がないことでしょう。親友Mちゃんが作るマロンのブッシュノエルが恋しい。感謝祭、クリスマス、ニューイヤーズイヴ・・この時期はプレゼントやパーティのメニューやホリデイにどこに行くか、そんなことばかり考えていたような気がしますが、もう遠い昔。まあこんな時間からワイン飲みつつ、好きな音楽を聴きつつ夫と二人で(コドモはバイト)過ごすクリスマスも悪くないです。          

 
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                 これは家族のツリー(Whitehouseのオーナメント)                                                                           で、今年2011年の舞台は何がいちばん良かったかなあ、とかつらつら考えてみました。「オペラ座の怪人」はべつすると(ええ、別にしないと常にダントツNO.1ですので^^;)、やっぱり10月にWEのApolloシアターで見たMark Rylanceさん主演の「Jerusalem」ですね。これは衝撃的でした。ブロードウェイでも上演され、本年度のトニー賞を受賞しています。ニューヨークの友達はみな大絶賛していました。ストレートプレイなので日本に帰国してから10年近くたつわたしの英語力じゃはっきり言って本来のこの作品の魅力の3-4割しかわかっていなかったと思います。実際に1幕、2幕は周りのひとが10回笑うところをわたしは2~3回。フラストレーションがたまりましたけど、それでもじゅうぶんにこの舞台は凄かった。とにかく3幕の展開には完全にBlown Upされました。    
  
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 この舞台のキモになっているのが「Jerusalem」という英国の有名な詞。記事の冒頭に載せました。そして1~2行目のこの文章がこのすばらしい舞台の主題になっていると私は思います。これから観る方、ぜひその辺チェックしてきてくださいませー。ちなみに1行目はもともとのこの詞のタイトルでもあったようです。
 
                       And did those feet in ancient time,
                       Walk upon Englands mountains green:
                 (古代 あの足がイングランドの山の草地を歩いたというのか)
 
 もちろん曲もあります。わたしは昔々の女子高生時代、当時のBFがプログレッシヴロックの大ファンだったので彼経由で知って大好きになった「エマーソン、レイク&パーマー」のアルバム「Brain Salad Surgery(恐怖の頭脳改革)←凄いタイトルだ)」の中に入ってたので昔からよく知っている曲です。ちなみに毎年ロイヤルアルバートホールで開催される「プロムス」でも演奏されます。
 
 
この「Jerusalem」、舞台でも主人公の女の子が歌います(スリップみたいなハダけた姿で^^;)。ということで本日はこのEL&Pのアルバムをヘヴィロテ中です。せっかくキリアンが素敵なクリスマスソングをツイッターで紹介してくれたんですけど(The Pogues)、やっぱり今はEL&Pモードかな。でもこのヴィデオもとてもいいので後でリンクしておきます。あ、ついでに(!)JOJさんご推薦のへヴィメタバンド「The Darkness」のも載せておかなきゃね。どんなにネジレていようが、愛は変わらないので。あーそういう自分がほんとヤダ・笑。