今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

ブラッド・リトルさんのファントムが提示してくるもの/「オペラ座の怪人インターナショナルツアー」韓国公演④

JOJさんの新シングル「A Miner`s Song」のプレオーダーが始まってます。リンクはここ↓。でもこれはまた発売日に記事にしようっと。ウェールズ人スター総動員されてますね。なんとジョナサン・プライス様のお名前まで!


あと今更だけど「エリーザベト」への興味があれこれ沸いて来て韓国公演を見に行こうかな、と考え中。正直言うと英語で聞き慣れているミュー作品だとどうしても韓国語の響きに違和感があって、周囲の方々の大絶賛にも関わらず二の足を踏んでいたのですが「レベッカ」で役者さんたちのレベルの高さに圧倒されたのと「ドイツ語だと言葉がダイレクトに入って来ないので韓国語で聞いても余り気にならない」ということに気がついたのですわ。まあ極めて個人的な理由ですね。

日本のは見たことないのですがエリザとトートは運命の恋人!みたいなキャンディライクな演出されるよりドイツで見たような甘さを排除したコワイトートが出てくる舞台のほうがよいです。まあそこは個人の好きずきですけどね、もちろん。

で、引き続き嵌り中のブラッド・リトルさんのファントム。ツイッターで@paisley3017さんがまた素敵な映像を探してくれたのでピックアップしておきます。この映像撮ったひと、わかってるよなあ。ファントムの「手」がアップになってる。そうなんですよ!ブラッドさんのファントムはこれが鍵です。勿論ファントムというキャラクターにとって手の動きが重要なのは20年前から騒いでますしw2004年版Gerry映画ではことのほか重要なポイントになっていたのですが、ファントムの「手」は単なる手ではありません。コミュニケーション手段に「顔」というパーツがほぼ使えないファントムにとってその思いを伝えることのできる大きな「手段」なのですよー。


この映像だと実によくわかるんですけどファントムがクリスをボートから降ろして向き合うときに左手でクリスを指差し「sing my angel of music」って言うんですよね。で、まほうかけてます、この手で。舞台下から見てて、この瞬間クリスがロックオンされたのがわかりましたもん。で、じぶんのほうに引き寄せるようにして舞台中央まで歩いてくるんですけど、このときのクリスが「ああ、私歌えている、いつもよりずっと上手に歌えている。このひと(ファントム)の導きでここまで歌えた」っていう雰囲気いっぱいなんですよね。

17才の小娘ファントムに完堕ち。ブラボー(壊)

何10回も見ているこのシーンだけど今回はこの「クリス完堕ち感」がはっきり見えましたわ。クリス役者のクレアさん、もちろん上手くてBWには出演経験ないものの色んな国で演じてるみたいだし実力も申し分ないですけどなんと言うか素人感(=小娘感w)がよく出てたんですよね。まあ舞台では基本的にファントムしか見てない私にクリスについて語る資格ないんですけれども

BWのオペラ座はとにかくクリス役者が上手くて基本的にオペラのトレーニングを受けてる子が多いので、上記のシーンも「いや、ToMであれだけ歌えてるんだし今さら特に驚かなくても・・」とか思っちゃう場合が多いし、WEや新演出だととにかく「JOJファントム命!」なんで「クリス?ああ、そういえば上手かったし可愛かったよ。上手いよね、ははは(棒読み」ですませようとするしね@私(スマン)

あ、いまWEオルタネートのアンナ・オブライエンさんは別ですよ。彼女はスーパークリスティーヌですから。

まあ、それはともかくブラッドさんファントムの「手」ですけど個人的に「おおっ!」と思ったのは彼の「手」が「感触」を表現できてたこと。いやーこれはびっくりした。

今まで見て来たファントムの中で一番愛しているのはもちろんJOJさんでその次はハワードさんでその次にアールさん、そしてラミさんと個人的にリストは続くわけだけどファントムの手の動きを見ていて感触を感じたのは25thロイヤルアルバートホール公演のラミさんファントム以来。あ、違うアールさんだ。でもってその感触度がかなり高かったんだよね。思わずぞくぞくした。これはGerry版映画以来かもしれない。

まあ要するに`せくしー`なんだろうね、ブラッドさんファントムって。ご本人はあくまでもフレンドリーなスポーツ好きのおじさんだけど

ここで「Music of the Night」聞き比べ。あー楽しいったら





(続く)