今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

Tiger Bay the Musical 11/13 ~ 25 (3) 思い出あれこれ

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Tiger Bayは事前に予習しようにも当然ながらスクリプトはなく、検索してもわずかに英語でヒットするくらいで、実際観てちゃんと理解できるのか、正直不安でした。ウェールズの訛りもあるしねえ。それでできるだけの予備知識をと思い、思い切って皆さんに聞いちゃおう!っと、カーディフ到着から開始。まずは中心街のクリスマスストールズの中に古い写真や地図を売っているお店を発見。おじさんに「ミレニアムセンターでやるTiger Bayっていうミュージカルを見に来たんだけど、なにか情報あるかしら?」「それならストーリーミュージアムに行ってごらん。ほらそこ曲がって…」っと教えてもらって行くとTiger Bayの時代のジオラマや写真、それにボランティアガイドさんもいて詳しく教えてくれました。詳しくって言ってもね、こちらの英語力がアレだから、まあおおよそわかったというかね。でもジオラマには助けられました。当時の港湾地区の様子がよくわかって、学校がドックのずっと先、まさにここで働く人のために作られてたんだなとかイメージを膨らませることが出来ました。ガイドさんからはカーディフ湾は浅いので自然のままだと干潮時に船が出られなくなっちゃうので、湾の入り口に堰を作って水位を調整しているけど、こういうの日本にもある?と逆質問され、困った、困った^^:

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Wales Millennium Centreの外観。Tiger Bayの赤の照明が綺麗でした。

劇場内でもお隣さんにインタビュー。「この作品を観るために日本から来たんですけど、ご存知のことがあったら教えて」とお願いすると、すぐににこにことお話しして下さいました。運よくプレビュー初日からプレスナイトの日まで、連日とてもいい方々とお隣になりました。プレビューから駆けつける方々なので、本当にミュージカルがお好きなんでしょうね。カーディフではなくもう少し先のウェールズ第二の都市スウォンジーから来た方でしたが、「地元の作品でとても楽しみ!ミレニアムセンターはオケも、音響もいいのよ」っと教えて頂いたり、また別の方は「椅子の裏を覗いてごらんなさい。裏に穴が一杯あるでしょ?それも音響の為なのよ」っとレクチャー。プレスナイトの日にご一緒した方は、真っ先に立ち上がった私と一緒に最前列でスタオベして下さり、最後には「本当によかったわねえ~」とハグして別れました。いい出会いがたくさんあったなあ。

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ミレニアムセンターから一本道を入ると、今も当時をしのばせる街並みが残っています。外観はそのままに、中をリノベーションして再利用しているのね。
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当時の石炭取引所の建物も、外観はそのままにホテルになっていました。Tiger Bay the Musicalのレセプションもこちらで開かれた模様。

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カーディフ城内にあるジョン・クライトン・ステュアート、ビュート三世の大きな肖像画。これは市長さんになった時のかな。あんまりJOJさんのビュート候に似ているんでびっくりしたのよね(笑)。
そういえば、JOJさんは自前でビュート候と同じお髭を生やして、髪もなでつけて、終演後もちょっと緊張した雰囲気でした。でも最終日は公演後、すぐに髭をそって、いつも見慣れた長さに整えて出てこられました。お疲れは見えたけど、やり遂げた安ど感というのかな?やっとほっとしたような、いつものJOJさんに戻っていたような、そんな感じを受けました。

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Tiger Bayのプログラムとチケット、左の白い印刷物は劇中でスト突入に決起するシーンで天井から客席にまかれたもの。