今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

2013年9月の思い出

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2013年の9月に夫と二人でイギリスに旅行しました。

夫とは前年2012年のPhantom of the Opera UK Tour、JOJさんのエジンバラ最終公演の時にも一緒に行ったので、これが二度目。私の事だからもちろん今回もJOJさんの出演とからめての旅行でした(笑)。リバプールではJOJさん、Bryn Terfelさん、Maria Friedmanさんらが出演されたコンサートを観ました。夫の希望はレンタカーで各地を回るドライブ旅行。コッツウォルズやバースを回って、ウェールズへ。日本からナビは持参しましたけど、どこまで信用できるかわからないので、結局地図と標識担当の私は毎日目が疲れてシワシワになり、当分ドライブ旅行はいいわ、と思ったものです(笑)。でも夫が車を運転してくれたおかげで、もう一つのJOJさんのコンサートに無事行けたのですから、あんまり文句ばっかりも言えないですね。

 

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9/14、CardiffとSwanseaの間にある小さな町、Porthcawl(ポーチコウ?ポースコウ?発音難しいw)のGrand Pavilionへ。JOJさんの出身はSwanseaのさらに先のBurry Portだから、地元というわけでもないけども、同じウェールズのよしみで、このPorthcawlのクアイアの公演にゲスト出演されたんでしょうね。

 

Grand Pavilionは道路をはさんで目の前に大海原が広がる気持ちの良い場所に立っていました。開場前からホールの外には大勢の方々が集まっていて、それがほぼ出演者とその家族wウェールズ男声合唱団の活動が盛んなことで有名ですが、ここもご多聞に漏れずそうしたクアイアのひとつで、お父さん、旦那さん、息子さんらが歌うのを、ご家族で聞きに来ている方々ばっかりでした。そうした中、私たちのすぐ近くにJOJさんのお父様がいらっしゃいました。不案内できょろきょろしている日本人夫婦だから、目立ったのでしょうね。向こうから声をかけて下さって、ほんの少しお話ししました。とても気さくな方で、すぐ横の青年を指して、「ああ、彼が今日のピアニストなんだよ。若いけど将来有望なんだよ」って感じに紹介して下さったり(笑)。私たちファンのことをサポーターと呼んで、有難く思ってるって言って下さったりね。私はこのサポーターって響きがとても新鮮で、すごく温かくて親しみのもてる方だなあって思ったことが忘れられません。

コンサートはとってもアットホームな雰囲気の中、無事終わり、そのあとJOJさんのサイン会がありました。もちろん私も列に並んだのですが、あれ?そこに見知った顔があるじゃないですか!そう、JOJさんのお父様が、列に並んでいる方々を誘導する、サイン会のスタッフさんに早変わりしていたんです(笑)。まさかお父様が首からStaff証をかけてるなんて思いもしなかったもんねえ。ホントびっくり!でもその前の温かい雰囲気を思えば、なんかすごく納得でしたw

JOJさんがインタビューで、俳優の道に進みたいと言った時に、お父さんに5年やってダメなら帰ってくること...ときっぱり期限を切られたとか、コンサートでもふざけてお父さんをディスったりなんてこともあるけど、それもお互い愛している、愛されているってことをよくわかっているからなんだよねえ~と思ったのでした。

 

昨年、LesMisコンのEarlジャベの週に、”お母様は見にくるけど、お父様は今回は来ない”とおっしゃってたJOJさん。その時はいつか是非またお父様にお会いしたいですって言ったのだけど、それは叶わぬ夢になってしまいました。

 

遠いところからですが、ご冥福をお祈りします。