今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

「King`s Speech」 on Musical?/「英国王のスピーチ」楽しみ!

今年見た映画の中でダントツ素晴らしかったのが「英国王のスピーチ」。大好きなカズオ・イシグロ原作の「わたしを離さないで」、カンヌ映画祭パルムドールの「ツリーオブライフ」、試写で見た「ラビットホール」も大変に好みだけど、「英国王のスピーチ」は見終わったとたん、もう歓声をあげたくなるほどの作品でした。脚本の完成度とトム・フーパー監督の力量、そしてコリン・ファースジェフリー・ラッシュ、ヘレン・ボナム・カーター等フロントキャストの半端ない演技力!昨日までずるずる引き摺っていた「LOVE NEVER DIES」もそうだけどいくら演出や脚本や詞や曲が優れていても最終的に観客・聴衆にそれを伝えることができるのは「演じる俳優の力量」なのでその良し悪しが作品の質を大きく左右するのは間違いない。まあLNDのように作品が不完全であっても俳優の力量でぶっちぎって「珠玉の作品」レベルまで底上げしてしまうこともあり、「オペラ座の怪人」や「レ・ミゼラブル」のJOJさんのように元々完成度の高い作品をさらに高みまで持っていってしまう場合もある。JOJヴァルジャン観たいよ。
 
で、「英国王のスピーチ」がミュージカル化されるということで大変楽しみにしているのですけど、これはもう確定していて、2012年1月にGuilford’s Yvonne Arnaud Theaterで3週間から5週間上演、その後3月にウエストエンドに移り、同年秋にブロードウェイにトランスファーされるそうです。演出はロイヤルシェークスピアカンパニー(RSC)のA・Nobleさんが予定されており、なんとジェフリー・ラッシュさんも舞台に立つようにオファーされているみたいです。ジェフリーさんは舞台関係者に授与されるトニー賞も受賞されてますので(ついでにアカデミー賞(映画)もエミー賞(TV)も)実力は申し分ないのでしょうね。ぐわー、まだウワサの段階ですけど本当にジェフリーさんが舞台に立ったら凄いですね。私は今でも最後のコリン国王のスピーチが終わったときのライオネル@ジェフリーさんの表情を思い出すと目の奥が熱くなります。そういえば先日NHKで放送された「英国王のスピーチ」特番も面白かったなあ。あれ見てオーストラリアと英国との文化的つながりの深さを実感したんだった。
 
まあとにかく楽しみです。ミュージカル版「英国王のスピーチ」。来年3月はJOJファントムが終わるのを見届けに行く予定にしていますが、これも欠かせないなー。あ、長年待っていた「チェス」もだ。なんだ、もうWEから離れようかななんて思ってたけどやっぱり無理じゃんか!