11月24日はフレディ・マーキュリーの命日。「QUEEN」は本当に衝撃的だった/To remember Freddie Mercury, in my mind.
突然ですが、クイーンの話題。
11月24日はFreddie Mercuryの命日です。彼がこの世を去ってから、20年。ああ、もう20年経つのですね。その頃はニューヨークにいて、毎日が24時間じゃ足りないくらいの生活をしていた。このニュースを聞いたのは確かBroadway通り沿いにあった友達のロフトに仲間と集まってたとき。私は確か餃子を作ってたと思う(こういうどうでもいいことだけ覚えている)。そこにいたのはほぼ同年代のひとばかりだったから、もちろん全員クイーンが好きだった。当然のようにクイーンのアルバムをかけようということになって、選ばれたのはファーストアルバム。1973年に出たこの作品。最初の曲「炎のロックンロール/Keep Yourself Alive」がかかると、誰も何もいえなくなってしばらくの間、ずっと聴いていたっけ。
私は1975年と76年の来日公演に行った。日本武道館。76年は両国にあった日大講堂でやった公演も行った。当時はコドモだったが、それはそれは大変な衝撃だった。オープニングの「Now I`m Here」の最初のギターフレーズ、ステージを覆うスモークの向こうから現れた白いステージ衣装のフレディとブライアン。アクセントと閃光。青と赤のライト。今でもそのシーンは鮮明に覚えている。それがどれだけ素晴らしいものだったか、どれだけわたしたちを魅了したか。ラッキーなことにウチの夫も同じ場所にいたので(もちろん当時はしらないひと)、今でもクイーン話で盛り上がったりする。かなりマニアックにQUEEN映像を集めてもいる。時々は息子も交えてプロジェクターでがんがんライブ映像を観てついでにギターやドラムも演奏したりしている(あ、防音はしてあるのよ)。一家円満のひけつ@QUEEN。
ただしウチでは4枚目の「A Night at the Opera」までしか聴かない。クイーンが大ブレイクしてから出たアルバムは正直言って余り興味がない。ライブ映像でいいものはあるけど。
当時、女子には圧倒的にロジャー・テイラーが人気だったが、私は何といってもフレディが好きだった。本当に本当に大好きだった。あまりに嵌りすぎてその後の私の人生にも大きな影響を与えてくれたQUEEN。そしてフレディ。あの頃、東京のちょっとエッジな女子中高生は皆、QUEENとKISSが大好きだった。あの頃から数十年の時が過ぎたなんてとてもシンジラレナイけど、それでも最初の武道館公演の感動が今でも残っていることをちょっと嬉しく思う。でもフレディがこの世にいないことはとても哀しい。
1975年4月19日のQUEEN JAPAN TOURのパンフレットです(夫のです)。奇跡的に残ってたそうです。
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