今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

「オペラ座の怪人新演出UKツアー3月13日World Premiereナイト」舞台レポートPart3~All I ask of you~マスカレード~ドンファンの勝利リハ(ネタバレ注意)

いっぱい書きたいことがあるのに時間が足りない。体力も。明日はまたロケなので今日中にメモ程度にでも書いておかないとくじけそう。次第に消えていく記憶。でもJOJさんファントムの声だけはいまでもクリアに思い出すことができる。ヘタすると回想の海にどーんと沈んでしまいそうになる。なぜここまで魅了されてしまうのか、まじめに不明。もう脳が求めてるとしかいいようがないJOJさんの美声。かっこよくなったけどやっぱりくまヴィジュアルのファントム。アールさんみたいにばっちり決まらないけどなんか可愛いの・・。ファントム歌唱に嵌りすぎるとときどき突発的にあのヴィジュアルがハゲしく邪魔になりますが、まあそれはともかく、オフィシャルサイトからの写真素敵過ぎるんですけど。このヴィジュアルだと邪魔にはなりません。誰ですか、そういうこと言うのは(殴打)
http://24.media.tumblr.com/tumblr_m1cku4hZtZ1qargrco1_500.jpg 
(タイトルロールですね)

3月13日ワールドプレミアナイト舞台の続きです。14日以降もほぼ変ってませんでした。「All I ask of You」から

屋上にやってくるクリス、追うラウル。バックのスクリーンがGerry映画版のような風景に変る。彫像が3体。中央の像が掲げているマリア・ビョルンセントリビュートのアポロンの竪琴(HM劇場のデコレーションと同じだったので)。パリ・オペラ座ガルニエのてっぺんの彫刻とデザインが同じ!ライトグリーンのマントをかぶったクリス。ステージ前方へ来て座り込む。後ろから優しく語りかけるラウル。

そういえばラウルのこと、なにも書いてなかったかも。サイモン・ベイリーさん。彼、とてもいいです。冒頭のオークションシーンから老ラウルの回想シーンにいたるまで、TOMのバルコニーでクリスに猛拍手を贈っている若ラウル、どちらも上手いです。しかしSDに出てきても完全スルーしてしまった私ら。サイモンふつうすぎでした(笑)

ついでに書いておくとケイティ・ホールもかなりいいです。昨年10月のときよりさらに上手くなった。びっくりするくらい。逆にいまひとつかなーと思ったのがカルロッタとマダムジリー。まあこれは25thコンRAHやHM劇場に出ているウェンディとリズが余りによかったせいもあるかもしれません。アンサンブル全体としては悪くないです。メグはあの叫び声だけちょっと・・だったけど概ねOK。でもやっぱり25thにはかなわないね。

続き。ラウルとクリスティーヌ、どちらも座ったまま語り合う(というか歌っている。凄)。立ち上がる。手をとりあう。抱き合う。キス。一度目はとまどいながら、二度目はがっつりね。「Anywhere you go..」「Christine, I love you」愛を確認しあって二人は退場。ファントムはどこだ。

いた。彫像の影に。上手側2体の間にいる。雪かぶってる。隠れてたのね。彫像ごと前に出てくる。マントが翻っている。後ろからのライティングに浮かんだ造形が実に美しい。JOJファントムが泣いている。怒っている。「All that the Phantom ask of you」で彫像ごと後ろに下がる。
 
「イルムート」カーテンコール。左側バルコニー上部にファントムが現れる。「GO!」のかけ声でシャンデリアから火が出る。ステージのゴールド外枠の装飾の部分の一部が外れて落ちる。枠ごと途中まで落ちる。天使像も外れる。火薬の量を失敗するとシャンデリアのパーツの一部が吹き飛んでぱらぱらと下に落ちてくる。12日も13日も落ちてきた。シリコン製っぽいので問題ないけどびっくりした。


「マスカレード」
両脇から支配人ズ登場。服装は普通のスーツ。仮面はつけている。バードっぽい。幕が上がる。大階段はなくなっている。舞台は鏡の部屋。ファントムがペルシャの王様のために働いていたエピソードをモチーフにしているのか。天井も鏡、正面も鏡、左右4面で囲むような形。左右に彫像が置かれている。巨大な燭台も。

ダンサーたちはボールルームダンス風。GERRY映画版のマスカレードの振り付けに若干似ている気がする。服装も男性はタキシードに短めの色鮮やかなケープ。女性はミニドレスとかいろいろ。カルロッタやマダムジリーもWE版に比べたら地味な感じ。5日と12日のプレビューでは途中で赤いマントと付けたファントムが混じって踊っていたが、13日以降は「RED DEATH」の衣装をつけて正面の鏡のドアから登場。マスクは顔上半分を覆うラメ入りゴールド。登場後に左半分を外す。

「RED DEATH」の衣装。13日はWE版と同じものだったが14日以降は新しい衣装。JOJさん、かっこいい!スペインの海軍将校みたいな衣装。赤い上着、左肩からななめに青いサッシュ、勲章込み。黒パンツ、黒ブーツ、左肩に真紅のマントをはおっている。白手袋をはめたその手には赤革表紙の楽譜を抱えている。支配人に投げてよこす。クリスに近づく。「Your chain still belongs to me(だっけ?)」で火をぼっと出して皆が驚く。その隙に正面鏡のドアからファントム退場。

「支配人のオフィス」
先ほどと同じセット。壁のテキスタイルデコレーションの赤が印象的。両開きになったドア。絵画等々が飾られている。ファントムからの手紙を読む支配人ズ。ピッチのとれないやつはやめさせろ、演奏の下手なやつもダメ、ドンファンはもっと痩せろ、支配人はオフィスにいろ云々。クリスを揶揄するカルロッタ。「How dare YOU!」とクリス。ドレスはオリジナルとほぼ同じ。言い争う二人。とめるラウル。ファントムの声。「プライドがあるなら私のところに戻りなさい・・」

「Are we all blind?」ファントムを罠にかける作戦を思いつくラウル。「クリスが歌えば彼はきっと来る。そのタイミングを捉えて捕まえるのだ。断固戦うぞ!」。「やめなさい。」とマダム・ジリー。「貴女の助けがひつようだ」「I wish I could。でも無理よ」「なぜだ!」混乱するクリスティーヌ。ラウルをひっぱたく。

「その役をわたしにやらせないで!」「Christine, Christine, every hope on you now(クリスティーヌ、全ては君次第なんだ)」「I can`t!」クリス飛び出していく。このシーン、25thのシエラが可愛かったんだよねえ。ステージ脇に猛ダッシュしていく姿が。

ここはクリスがラウルをひっぱたくシーンが新しい。でもなあ、これってひつようなんだろうか。ファントムもそうだけどローレンス・コナーの演出って「キャラクターをより人間らしく見せる」っていう方向に向いていると思う(ファントムの描き方もそう)んだけど、ちょっとtoo muchなところもあるような気がする。サイモンラウルかわいそう!良いひとなのにねえ(違?)

ドンファンの勝利/リハーサル」
上手にピアノ。後ろのスクリーンはロマネスク風。一同揃ってムッシュレイエの指導に合わせて練習。ピアンジがヘタレてるのは同じ。下手側にバレエガールズが揃っているのが新しいかも。マダムジリー「作曲者がこの場にいてもそんな態度は取れますか?」カルロッタ「いないじゃん」ジリー「そう言い切れます?」カルロッタ「・・・」のやりとりが好きです。ピアノの自動演奏になってから一同人が変ったようにきりっと歌うこのシーン。かなり好きです。自動演奏のときにピアノから炎が出た。「光」なのよね。

青マント(オリジナルと同じだと思う)を手渡してもらってクリスティーヌはお墓へ