The Metropolitan Opera「Turandot」これがMETよ!ニューヨークよ!
メトロポリタンオペラ「Turandot」at The MET Opera House
ああ、感動した。久々に身体が震えるほどの深い感動。終了後の観客席はBRAVO!の嵐。鳴り止まなかった。これがMETですよ。「テンペスト」もよかった、もちろん。でもこのオペラはやっぱりとくべつよね。いや特別なオペラは幾つもあるけれど、これもそのひとつ。
前回見た舞台ももちろん良かったんだけど(というか良くないプロダクションはメットには無い!)キャストがねえ、どうぶつ王国だったのです(殴)姫と王子が同じ位の巨漢だったように記憶してるのですが、今回は姫もLiuも可憐で、カラフもぎりぎり王子様OKな感じでした。
そして何より舞台セットの素晴らしいこと。ホワイトとゴールドを基調にした宮廷のシーンが登場したとき、「ほわー」というため息があちこちから聞こえました。
キャストは以下の通り
Turandot Irene Theorin
Liu Janai Brugger
Caraf Marcello Giordani
Timur James Morris 他
ストーリーは今更説明するまでもないほど有名だけども、いつも狐につままれたような感じになるのはやっぱり私に知識が足りないからなんでしょうね。
帰りの地下鉄の駅、お兄さんがホームで「誰も寝てはならぬ」をトランペットで演奏していました。終わったらお客さんたち、大拍手。チップたくさんもらってました。これがニューヨークです。
ルチアーノ・パヴァロッティ「誰も寝てはならぬ」(1994):