「ジーザス・クライスト=スーパースター」ジャポネスク版/JCS Japonesque This is JAPAN PRIDE!
12月1日(土)@自由劇場。キャストは以下の通り
JCSジャポネスク版動画:
初見です。いやー素晴らしかった!今頃感動してるのはたぶん私だけなんでしょうね。劇場に入ってステージを見た途端しびれましたよ。これはどう考えてもJAPAN PRIDEのひとつでしょう。JCSはもちろん今まで何回か見てるけれど劇団四季のこれは今まで見た舞台を吹っ飛ばす勢いでした。7月にクローズしたBWのも相当好きでかなり鮮明に覚えていたのだけどジョッシュ・ヤングのユダを除いて消えてしまったかも^_^;。あ、マリアは別です。申し訳ないけどジャポネスクのマリアは物足りなかった。というかBW版のマリアは相当素晴らしかったので仕方ないかな。彼女は「マグダラのマリア」の化身みたいだったから。
それと誰もがクチを揃えて仰ると思うけどヘロデ王は圧巻だった。カヤパもピラトも。私はよく知らないけれど皆ベテランの四季役者さん(incl. ex)とのこと。上手いよ、本当に。動きも歌も素晴らしかった。このジャポネスク版、ALW卿をして絶賛されたそうですけどそりゃそうでしょう。これだけ見事な舞台はもっともっと知られなくちゃいけないと思う。日本だけでなく、世界で。シツコイけど繰り返す。JCS Japonesque is JAPAN PRIDE!
観劇直後のツイ:
JCS ジャポネスク素晴らしかった!何この独創性。日本趣味の演出が実に絶妙な形で作品に融合している。格を与えている。加えてオリジナルに対するリスペクトも。今頃感激してるのは遅すぎだろうけど、でも出会えて本当によかった!教えてくださったJさま、nさま、pさま、本当にありがとう♪
比較は全くイミないとおもうけど好きな作品なんで書かせてほしい。一番直近に見たのが7月にクローズしたBW prod.なんでそちらと。キャスト:マリアは申し訳ないけどジャポネスクのは少し弱い。ジーザスの存在感、P.ノーランは身体のラインも美しかったし歌も演技も申し分なかったしネオンに彩られた十字架にこれ以上はないというほどはまっていたけどこのジーザスの雅な存在感といったら!ライティング?いや光と陰。対比ではなくその二つが融合した場所が舞台上に存在していた。
ユダ、JCSのキイパーソンとして描かれている彼。もしかしたらもっと弾けたかったのでは?ジョッシュ・ヤングが演じたように。前半は明らかに押さえ気味。後半はより彼らしかった。ジャポネスクヴァージョンはおそらく「型」が重要なのだろう。わかる、もちろん。ひとつひとつのシーンが一枚の絵の構図のように構成されていたから。まだいろいろあるけれど言葉は余り意味は持たない。いつものように。in conclusion, BRAVO! JCS Japonesque !
個人的にはミューやオペラは原語で観たいと思っている。本格的に観劇を始めたのが海外に出てからだったからその習慣で。でも質の高い日本語訳がのせられた作品は大好きだ。JCSもその一つ。オリジナルの世界観を保ちながら私らが使う特殊な言語に変換しさらにメロディにのせるのはどれ程大変なことか
どの曲にも日本語がとても上手くのっている。「オペラ座の怪人」もそうだったけど実際に役者が歌うためにつくられた日本語訳としてはほぼ完璧なのではないか。楽曲につけられたタイトルにもしびれた。だから載せておく。
序曲 Overture
何が起こるのか教え給え/不思議な出来事 What`s the Buzz/Strange thing Mystifying
今宵安らかに Everything`s Alright
ジーザスは死すべし This Jesus must die
ホサナ Hosanna
ピラトの夢 Pilato`s Dream
ジーザスの神殿 The Temple
今宵安らかに/私はイエスがわからない Everything`s Alright/I don`t know how to love him
裏切り/賞金 Dammed for all time/Blood Money
最後の晩餐 The last supper
ゲッセマネの園 Gethsemane - I only want to know
逮捕 The Arrest
ペテロの否認 Peter`s denial
ピラトとキリスト Pilate and Christ
ヘロデ王の歌 King Herod`s song
やり直すことはできないのですか Could we start again please
ユダの自殺 Juda`s death
ピラトの裁判とむち打ちの刑 Trial before Pilate
スーパースター Superstar
磔 Crucifixion
ヨハネ伝第19章41節 John Nineteen, Forty One