今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

JOJさんのサイトがリニューアルされたよ/色々聞けて見られて楽しいです/「Next to Normal」は底の深い作品だよ

ずっと前からリニューアルするよ!って言ってたJOJさんのサイトが(やっと)オープンしました。最新ニュースの他、コンサート情報や音源(ブートレグ含むw)映像なんかも盛り込まれてますね。


まずはともあれおめでとうございます。しかしコンサートの予定はいくつもあるけど舞台の情報がないのが寂しいT_T。コンサートもウェールズ方面ばかりだし。まあどうせ行けないんですけども

あと今日のツイッターTLを見ながら思ったことをひとつ。

「Next to Normal」という作品が9月に上演されることになって、っていうかこれはもうずっと前から決まってたことなんで別に驚いてないし、日本でも上演して欲しいと思ったから嬉しいのだけど今日はキャスト発表があってそれに関連したツイがTLに色々出て来て結構びっくりした

何にって?

この作品を見たひとたち(BWのね)のコメントに

以前にも「Next to Normal」は簡単な内容だから英語が大してできなくてもわかるよーみたいなツイを見たことがあって仰天したんだけど、今回も似たようなコメントが。。。

これそんなことないですよ。確かに使われてる言葉とか余り難しくないけど、その奥が深いんですよ。表面に出て来てる言葉だけじゃわからないことが色々入ってるの。歴史とか生活習慣とか言葉の二重性とかネイティヴじゃないと中々わからないこともね。「Next to Normal」っていう作品はそういう重さを持った作品なの。

公式サイトに載ってた内容を批判するツイも見たけど、そもそもこういうネイティヴじゃないとわかりにくい感覚を伴う作品を翻訳で見られること自体とってもありがたいことだと私は思う。それにその批判ツイ自体既に視点(point of view)が間違ってるよ。あれ見た人がそのまま信じちゃったら残念すぎます。お願いだからそういうのヤメてね、「Next to Normal」は本当に優れた作品なんだから、ってここで言っても何の意味もないけどさww

ツイでも書いたけど英語ネイティヴ或は同程度の語学力や生活体験が無い限り、ブロードウェイやウエストエンドの舞台を完璧に理解するのは難しい。言葉だけじゃなくその背景になった社会状況や歴史や文化や生活習慣、果てはスラングに至るまでの知識が必要になってくるんだから。

だから観劇する度にカナシくなることも多い。この先にはもっと深い何かが眠っているはずなのにそれが見えない、つかめないカナシさね。或は「Book of Mormon」みたいにドツボのユーモアを上手くキャッチできなくて地団駄踏むような感じ。

でも観劇はやめられない。だって本当に面白いから。現場では役者さんたちの演技や歌に感動して、その'言葉’は後からスクリプトを読んでしみじみ感動する、っていう手もあるしね。舞台は素晴らしい。本当に大好き。