「Peter and Alice」J. デンチ様とベンQ君の共演/物語の主人公になれてもその人生はじぶんでつくっていくしかない

ノエル・コワード劇場。月曜日にも関わらず満席。休憩無し約１時間半の舞台。ジョン・ローガンのオリジナル脚本。「不思議の国のアリス」のモデルになったアリス・リドルと「ピーターパン」のモデルになったピーター・デイヴィエスの物語。

脚本家のジョン・ローガンが見つけた資料の中でこの二人が実際にあったことを知って、いったい彼らはそのときどんな話をしたんだろう、というのが執筆のきっかけになったそうです。

予備知識が殆どなく、かつストレートプレイなので語学力に不安があるのを承知で見たけれど、非常に良くできたストーリーで面白かった。細部に理解できないところがあったり、観客の笑いについていけないところも幾つかあったけれど、スクリプトを購入したのでこれからキャッチアップする。これからご覧になる方もいると思うのでネタバレできないから今のところはこれだけ。昨夜のツイートです。

でも寝る前にひとつだけ書いておく。明日になると忘れると思うのでw。世界中から愛される物語の主人公になっても結局のところよその誰かが作った物語の中で生きることはできない。自分の物語は自分でつくっていくしかできないんだよ。当たり前のことなんだけど