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NT LIVE【Frankenstein/フランケンシュタイン】ジョニー・リー・ミラー版再見!

2月4日追記:思い出しツイ
フランケンシュタイン】J.L.ミラーのクリエイチャーのほうが好きだったんだけどB.カンバーバッチさんのクリエイチャーは手の演技が凄いんだよね。手!あの手。オープニングで出てくるあの手は今でも目の奥に焼き付いてる。同じ演出なのに役者によって表現されるものが違う。巧妙過ぎる多重構造

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1月13日。ワシントンDCのShakespeare Theatre。一昨年ニューヨーク大学のSkidal Hallでベネディクト・カンバーバッチ版と合わせてざっくり見て、心身共にぶっ飛んだナショナルシアター制作の舞台。監督はダニー・ボイルさん。鑑賞直後から日本での上映があることを切望していたけれど遂に来月上映されるとか。ばんざーい!ご覧になれる方はぜひ両方みてください。缶バッチさん版だけじゃもったいないです。

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NT  LiveFrankensteinJ.L.Miller=Creature版鑑賞。ほんっとに凄い舞台だとつくづく思う。ダニー・ボイル監督の
演出ってほんっとにムダなもんがひとつもない。どの作品見てもそう感じる。そして非常にクリア。ストプレ見てこれだけダイレクトに 作品の核の部分が伝わってくるって個人的にちょっとない。ストプレはいくら素晴らしくてもバビロンの塔のように高くそびえる英語の壁に阻まれてフラストレーションがたまるというのに【Frankenstein】にはそれがないのだ。極めて明確に伝わってくる。そしてジョニー・リー・ミラー。                       

実は私はB.カンバーバッチさんのCreatureより好きだ。そして缶バッチさんのDr.フランケンシュタインが好きだ。どちらのペアもほんっとに素晴らしくて絶対に両方見るべき作品だけど個人的にはこのペアが一番好きだ。この二人以外にも脇が素晴らしい。ナオミ・ハリスの清純さとか台詞回しとか凄く好き。    

ヴェネチア人らしい風格に満ちたフランケン父とか言葉を教える盲目のおじいさんとか泣けてくる感じも。パラダイス、ラヴ、アダムとイヴといったキーワードが引っ張るものはボイル監督の壮大なコンセプトのほんの一部に過ぎないのかもしれないけど私にはこれで充分だ。