今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

The Phantom of the Opera - 10/12 私的初日

ロンドン到着日は、なんといってもThe Phantom of the Operaでしょう。
これを目指して計画した旅だものね^^。
ホテルにチェックインして一時間後にはここにいました。

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さて今宵のPhantomはもちろんJOJさん、ChristineはEmmi Christenssonさん、RaoulはNadim Naamanさん。クリスは来年6月からスウェーデンオペラ座~でChristineを務められる方。今はCertainのクリスで私が行っていた時期は主に月曜と金曜に出演でした。(今後は要確認)

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二年ぶりのHer Majesty's、何もかも懐かしい感じだわ~と一人感慨深く。
そうこうしているうちに、Auctioneerの声ではっと我に返りました。

この日はDress circleの二列目中央、久しぶりのファントムはまず、全体を見渡せる席で隅々まで味わいたいと選んだ席でした。そのせいかしら?もう最初のシーンから、凄く集中する感じ。うまく言えないけれど、とにかくどの俳優さんにも目が行く感じなのです。今までハンニバルからこんなに集中して観てたかしらと思うほどに。

Emmiさんはクリスらしい女優さんという感じ。わりと小柄だし、華奢で可憐だなと思いました。ちょっと高音が細くなるけど、まずまず。
JOJさんは歌い出しから、あー、JOJさんだー!という感じで、もう安心してその声に酔ってしまいそう。
ミラーのシーンからPOTOに進み、あらっと思ったのがPhantomが笑うこと。
Christineを連れて来て、音楽を教えて、どんどん成長するChristineを見て時折みせる満足げな笑み。
ええ、JOJPhantom、なんとも言えない満足の笑みを浮かべるんです、唇をまげて、それも何度も。

そしてそのままMusic of the Nightへ。
そこでも余裕の表情としぐさで、まんまとChristineを思い通りに操るPhantom。時折見せるあの引き攣れた笑みと、そしてChristineに注いだ視線を一瞬たりとも逸らさない、熱さ。
ここは私にとっては、とても重要な部分でした。
でも、まだもやもやとして、この日の段階では説明できない。

ので、今日はこれ以上は追及して書きませんね。
(今はそれが何なのか、私なりの答えは出ているんですが(笑))

それと私的にとっても重要だったのは、JOJPhantomが今までより年嵩になっていたところ。
もちろんJOJさん自身が以前ツアーに出ていた時よりも3歳年取っているんだし、当然と思われるかもしれませんが、それ以上にメイクや鬘の感じが、壮年のように見えるのは私だけかしらねぇ。
この後観ることになるスコットPhantomと同じ路線といってもいいくらい、年配に見えるけども。

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ほら、ね?


実は今回のオペラ座で自分なりにはっきりとさせたいことがありました。
私はJOJPhantom大好きだけど、あとちょっとの所で、なんだかはぐらかされているような感じをぬぐい切れていなかったのです。後半、PONRから一気に、奈落に落ち込むような勢いでPhantomに引き回され、ねじ伏せられて納得してしまっているような感じというか。
だからと言って他のPhantomがJOJさん以上に満足させてくれるわけもなく。
それが何なのか、今回はっきりさせなかったら、もう二度とチャンスがないかもしれない。
他人に言ったら笑われてしまいそうだけど、そんな悲壮な決意(!)で、渡英した初日に、もしかしたらこの迷路から抜け出せるかもしれない、と一筋の光が見えたような、オペラ座初日ではありました。

この後、JOJPhantomを見られるのは2週間後の10/26です。
それまでにいろいろ考えてみることがあるような気がする、思っていた以上の満足感は得られたけれども。
などと考えながらHer Majesty'sをあとにしたのでした。