今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

「Love Never Dies」はAwesome!/「The Beauty Underneath」はLNDのキモだと思います

ってなことをつくづく思います。ええ、あきもせずずっと聴いてます、LNDのCD。大好きです、この作品!これをDVD化するならいったい何だってロンドンプロダクションにしないのか、それを思うと憤死しそうなほどアタマに来るわけです。もちろんメルボルン版がダメと言ってるわけじゃないですよ。観てないしね。でもロンドン版でいいじゃないですか。あれだけのパフォーマンスを魅せてくれてるキャストですよ。ラミさんはもちろん、オリヴィエ賞俳優のデイヴィッドさんも出てるんです。POTO25thのMmeジリーにキャスティングされたリズさんだっているでしょう。オリジナルのクリスだったシエラさんなんて、次世代のブロードウェイのスターになる器のひとですよ、評価も高いし。なのになぜ残さない!!
 
「ジキルとハイド」も「RENT」も「ジーザス・クライスト・スーパースター」も「シカゴ」も「WE WILL ROCK YOU」も「プリシラ」も大好き。でもやっぱり「オペラ座の怪人」と「LOVE NEVER DIES」が何よりもどれよりも今まで観たどのミュー作品よりも好きです。JOJさんのオペラ座はまだ続くし、おそらく今の感じだとたぶん30TH位までは確実に続くと思うので(BWはわかんないけど)まだいいです。でもLNDは来月で終わっちゃうんです、もうあのプロダクションは永遠に消えるんですよ~~(号泣)。
 
かといって私はもう物理的に観に行けない・・。でも実を言うともう行かなくてもいいな、と思ってます。負け惜しみではなく、純粋な気持ちとして。4月に観たときの感動ががっつり残っているのでもうこのままフリーズしときたい。そんなふうに思います。
 
で、なんでこんなにLNDに嵌ってしまったのかな、と考えてみたんですけど、私の場合はラミさんファントムに、ではないです。ちょうど彼の調子が悪い日にあたったのもあるでしょうが、私にはオリジナルのラミファントムのほうがずっとよかった。で、何が一番の原因かというとひとえに「The Beauty Underneath」です。これはもう私にとってはオペラ座のMOTNと同様、或いはそれ以上のインパクトです。TIHYSも物凄く好きです、もちろん。タイトル曲もデイヴィッドさんと白熱したやりとりのDTTHTも素晴らしい。BMSもかなり恥ずかしいけど(爆)曲は良い。その他良い曲がいっぱいあるけど私にとっては「The Beauty Underneath(その下に潜む美の存在)」です。
 
私はもうとにかく盲目的なジョン・オウェン・ジョーンズさんのファンで、彼の歌だけ聴ければあとはもう何も要りませんわ(うそ)という感じなのですが、この曲だけはいくらJOJさんといえどもRaminさんの歌唱にはかなわないと思います。彼だからこそ、そのセクシュアリティを声に載せられるラミさんだからこそ、この曲のダークサイドというか本質を上手く表現できてるんだと思います。あ、ついでに言うとこの曲に限ってはLND全体に漂う歌詞のチャラさは当てはまりません。これでよい!そう思います。しいて言えば最後のグスタフの叫びはいらない。なんで見せるかなあ、10才の子供に・・可哀相だよ、とか余計なことも思ってしまうのでこれは要らないです。
 
って今ちょうどJOJさんがBBCのライヴで歌ったMOTN聴いてますけどもうキーボードを打つ手が震えますね。こんなに素晴らしくていいのでしょうか・・・。私は長年M・クロフォードさんのMOTNこそ最高!と思ってますけどその説を曲げたくなるほどです。なぜあのジョンさんのクマっとした風貌でこの声なの、なんて失礼なことすら考えてしまいます(すみません)。ついでに書いちゃうとMOTNはラミさんよりJOJさんのが圧倒的に好きです。
 
で、なぜ「The Beauty Underneath」が「Love Never Dies」のキモなのか。カゲキなこと書きそうなんでちょっと躊躇しますけどじぶんのブログなんで書いちゃいます。
 
生舞台を観るまではわからなかったんですが、この曲って物凄いエロティックです。いわゆる一般的な意味で使われるイメージとは異なりますが、適切な言葉を敢えて探すとすればこの言葉です。それも普段表には絶対に出てこない類いの、人間の感情の引き出しのいちばん奥にしまってあるもの、この曲はそれを引っ張り出してこようとしてるんです。
 
(ってここまで書いてきたとこでお仕事の準備をしなきゃいけないのを思い出したのでまた今度にしま~す。)