今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

Cardiff「A Night at the Musicals」でのJOJさん=ネ申熱唱が未だに残っているけど今日はアンソ兄さんの「Annie」

晴天の日が続く秋のニューヨーク。こういう日にチェルシーからウェストヴィレッジをお散歩するのはもう至福の時間です。ワンちゃん達もいっぱい外に出てて、皆ニコニコしてる。ストリートに面したカフェでは冷えた白ワインを手にしながら談笑するカップルたちもいっぱい(組み合わせは男女だけに非ず)

チェルシーは私が住んでいた頃は相当治安が悪くて、この界隈にあったかっこいいクラブに行くとき以外は足を踏み入れられなかったけどいまは様変わり。素敵なお店がいっぱいあってハイライン(昔の鉄道を利用した遊歩道。緑が一杯で公園みたいになっている)にもたくさんのひとがお散歩してます。この地区はギャラリーもたくさんあって、とても楽しいです。展示が始まる前に行われるオープニングパーティとか超楽しいんだよね。何回かお呼ばれするチャンスに恵まれましたが、来ているひとたちはもうSATCとかプラダを着た悪魔とかの映画の世界そのもの。現実を映画が真似している。

で、私は未だにカーディフでのJOJさんの神歌唱にとらわれたままです。「Music of the Night」「Till I hear you sing」「Bring Him Home」そして出演者一同による「レ・ミゼラブル」メドレーの中でリードを取った「One Day More」これを思い出す度、未だ胸が震えます。あんなに素晴らしいのを聞いてしまってよかったのか、そんな思いすらあったりして。

あの日のJOJさん、ウェールズ風に正装。つまりちゃんとフォーマルなんだけどそこはかとなく洗練されてないw。可愛い。ブラックスーツに黒シャツ、黒ネクタイ。二幕は白シャツにお着替えしてネクタイなし、シャツの胸ははだけてる。

司会のコニー・フィッシャーが「世界最高のファントム/World`s Best Phantom」と紹介して舞台に登場。「Music of the Night」のイントロが始まってるのにそれを止めるJOJさん。おもむろに上着のポケットから紙を取り出し、歌詞を確認する振りしてる。会場から笑い声(ちょっとだけね)「よし、ウケたぜ♪」と確信してにまっとしてから歌いだしたJOJさん。

もう言葉なかったです。素晴らしすぎて。「オペラ座の怪人エジンバラ最終公演の歌唱はもう凄くてこれ以上のMOTNはもう私の残りの人生で聞けることは二度とないと思いましたが、ありましたよ。同じひとだけどw

歌詞のひとこと、ひとことを慈しむように丁寧に歌い上げて行く。他の曲もそうだけどJOJさんが歌うとその言葉が命を与えられて聴く人の心にダイレクトに届く。ソロアルバムの「Anthem」もそうだった。彼が歌うと自由を求めて国境を渡るひとの姿が見えるような気がしたし。

で、「Till I Hear You Sing」

これね「Unmasked」では余り好きじゃなかったんですよ。昨年の「Friday Night Music Night」のはよかったけど、でもやっぱりこの歌はラミさんのためにALW卿が(愛を込めて)書いたものだし、ラミさんが歌うのが一番いいよなあ、と思ってました。

でもこれも神でしたわ。もう、絶句。目をつぶって聴いたらそこにあれから10年後の「美しい(←重要)」ファントムが歌っているとしか思えない。もし私が10年後のクリスティーヌならソッコーでラウル捨てる

もーーー何ですかね、これは。歌詞のひとこと、ひとことが生き生きと蘇って一斉に口説きにくる感じ?(殴)Love Never Diesは皆様が言われてるとおり歌詞がチャラいものが多いですが(あ、「The Beauty Underneath」は違いますよ)そんなのどうでもいいです。とにかくひとつひとつの「単語」がその意味を伴ってぶんぶん襲ってくる感じなんですよ。JOJさんが歌うと。

絶対あり得ないと思うけど(JOJ家の家計が逼迫しない限り^_^;)来年秋の「Love Never Dies」UKツアーのファントムやってもらってもいいかも、って初めて思ってしまいました。まあもちろんLNDを愛してるファンとしてはラミさんが第一希望ですけど

あ、そうだ。この曲を歌う前にジョーク言ってました。

JOJ「みんな「Love Never Dies」は観に行ったかな?」

観客手を挙げる

JOJ「あれえ、少ないな。だからこの作品はもうなくなっちゃったんだ。」

観客笑う(少しだけ)

これ、昨年の「Three Phantom Concert」でも言ってましたよ。ジョークの使い回しかいw。さむいよ。でも歌唱が余りに素晴らしかったのでぜんぶOK。もう何言ってもいいですわ愛。TIll アイー・・って伸ばすとこがいいんですよね。まだ鮮明に耳に残ってますわ。あと歌いだしのちょっとため息なとこも。やればできるじゃんね、せくしー路線。目指せ、アイドル路線!(むりか)

あとは最後の出演者全員による「レ・ミゼラブル」メドレー。ケリー・エリスの「I dreamed a dream」もソフィー・エヴァンス(たぶん)の「On my Own」もそれはそれはよかったけど

JOJさんの「Bring Him Home」はもう、もう、涙なくしては聴けませんでした。いいんですかね?29ポンドのチケでこんなの聴いても。お礼に1年くらいJOJさん家の使い走りやりたいくらいですわ(むりか)

本当に素晴らしかった。「One More Day」のリードも取って感動の嵐のLes Mizメドレー。あの素晴らしいファントムが消えてしまって涙にくれたけれど、新たな目標もできましたよ。

JOJさんのジャン・ヴァルジャンを観ることです。

時間はかかるかもしれないけどこれはいつか必ず実現すると思う。観た方は口を揃えて絶賛するJOJヴァル。私はブロードウェイで目の前でJOJヴァルを逃すというばかっぷりでじぶんグー殴りでしたが、今度チャンスがあったら絶対逃しません。いまからブタの貯金箱で500円玉貯金しますわ(せこい)何年かかってもいい、ロンドンでもブロードウェイでもツアーでもいい。待ちます。でも他の方より余生が短いのでせめて10年以内くらいでお願いします^_^;

会場になったカーディフミレニアムセンター。ここの音響とてもいいです。年末にアールさんファントム観に行かれる方、楽しみになさってくださいね。下のバーも素敵です。レストランもウェールズの食材を使った料理とかあってお値段お手頃です。昨年のThree Phantomコンサートもここで観たんだったよな。あれも素晴らしかった。アールさんの「Stars」には身体が震えましたから。JOJさんとマシューさんが踊ったんだよね、一瞬だったけど。文明堂のカステラ一番のCMみたいだったっけ(くまが踊るやつね)

ステージドアは奥のほうに一応ありますが、ほぼ使われてないみたい。でも場合によると思うので係員に聞いてみてくださいませ。ちなみに今回は行きませんでした。香港から来てる熱烈ファンの方に誘われたんですけど、JOJさんの歌唱が余りに素晴らしかったんで余韻に浸りたくてそのまま帰りました。

(だってJOJさんの素の姿見ちゃうとこの感動が壊れるような気がしたの(殴))

そのファンの方によると、この日はJOJさんのお母様とお兄さんがいらしてたそうです。Stalls後方にいらっしゃるのを遠目からこっそり拝見しましたけどお兄さん巨大でしたw。お兄さんと比べたらJOJさんは「細身」ですわ。なのでたぶん痩せようって気も余りないでしょうね。でもいいです。あれだけの歌唱を聞かせてくれるのですから。くまでもうしでも何でもいい。あの声さえあればオK!

という感じでJOJさんへの愛が一段と深まったカーディフでのコンサートなのでした。11月のSwanseaでの初ソロコンサートには行けませんが、きっと素晴らしいものになると思います。行かれる方、うんと堪能してらしてくださいね!

あのJOJさんの声がまだじぶんの中に残るうちは何も観たくなかったけど、今日は楽しみにしていたアンソ兄さん(Anthony Warlowさん)が出ている「Annie」観に行ってきます。楽しみ♪