今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

凄い!としか言えないオペラ座の怪人25周年記念コンサート/POTO 25th Concert in RAH (1st Day)

 
本当は帰ってきてすぐアップしたかったオペラ座の怪人25周年コンサート。感想は・・ただ「素晴らしい、凄い!」のひとことだけです。21日から日本でも映画が上映されるので、コンサートについて何も知りたくない方は以後スルーしてくださいね。
 
ロンドンは昨日も快晴!でもしっかり地下鉄District LineとCircleラインが止まっていて、どうしようかなーと思っていたらホテルの目の前をSouth Kensington行きのバスが通過。RAHの近くまで行くのは間違いないので、いそいそと乗り込み、19時ちょっと前RAHに着きました。前日まで看板等はいっさいなかったようですが、今日はしっかり掲げられています。チケットが高額のせいもあって、お客さんの年齢層は高め。ドレスアップしている方々がとても目につきます。
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ロイヤルアルバートホール。なんて素敵な会場。思わずため息が出ました。ここでこのコンサートが行われることがしみじみ嬉しい。以下は始まる前のステージの様子。シャンデリアにはしっかり幕がかかっていました。会場のあちこちには売店が出ていて、コンサートのプログラムやマグカップ、Tシャツ、マグネット、CD、そして例の95ポンドのスペシャルセットが先行発売されてました。ポスター付。
 
この日の私の席は写真でもおわかりの通りステージからはかなり遠い3階席。ほぼ正面からステージを見下ろす形になるので、まあ全体はよく見えるけれどこれで80ポンドはやっぱり高いんじゃ・・。が、こんな言葉はコンサートが始まってすぐ消えうせました。
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ほぼ時間通りにコンサートがスタート。フルプロダクションのステージ、そしてオーケストラ。もう何も言うことはできなせん。そして冒頭に登場するオークショナーがアール・カーペンターさん。レミゼO2もそうでしたが、小さい役なのに会場中の視線をぜんぶ持っていきました。もう最初の段階でノックアウト。そして例のジャーンジャジャジャッジャーンは思わずひゃーという仕掛けがありました。もちろんシャンデリアに。詳細については私よりレポートが上手な方々がたくさんいらっしゃるのでそちらを見て頂く事にして、以下、マノン的感想コメントです
 
フロント3人いずれも素晴らしかった。ラミンはたった一ヶ月前までLNDのファントムだったのに、なぜ一ヶ月でこうなれる?と思うくらいの熱演。ただひとつ残念だったのはInsolent Boy!で登場のときに音声にノイズが入ったこと。こんなのあり得ないでしょ。幸いメインの曲が始まるときには解消しましたけど。
 
シエラさん。もうこの方の超絶技巧なソプラノ凄すぎです。Think Of Meで早くも会場をノックアウト。ショーストップもちろんあり。可愛いし、演技も上手い。ALW卿がほれ込むのはもう当たり前。特にドンファンでのファントムを後ろから羽交い絞め?のシーンは鳥肌モノ。。
 
ヘイドリーラウル。この人も上手い。ヘイドリーはラウルというよりパイレーツクイーンですか?とちょっと聞きたくなる感じですが、でももちろんOK。フロント3人まだ若いのに、なぜにここまで上手い?
 
支配人、ピアンジ、カルロッタ、舞台では脇役にあたる「ハンニバル」や「マスカレード」のダンサーにいたるまで全員レベル高すぎ。容姿も踊りも演技もひとりひとりの衣装すら一切の手抜きなし!普段WEでメインの役やってるひとがぞろぞろいるのですから当たり前だけど、たった1ヶ月のリハーサル期間でここまでできちゃう彼らって本当に凄いです。これは絶対ロンドンじゃなきゃ無理!のパフォーマンス。
 
セットはシーンによってひんぱんんに変わるけれど映像のみで舞台上には両サイドに階段があるだけ。演技やりにくくないか、と思ったけどフロント3人にはそんなことは問題なし。舟は・・・・もちろん登場しましたよ。キャンドルも、ミラーもね。セットデザインはちゃんとマリア・ビョルンセンさんのつくったイメージを尊重していました。パンフレットには彼女のこともかなりのページが割かれていて凄くうれしかった。
 
ラストのスペシャルゲスト。最初に登場したのはもちろんALW卿。アタマが舞い上がってたのでスピーチは全っ然覚えてません。今日もういちどちゃんと聞きます。そのほかCM御大をはじめ、歌詞のチャールズ・ハートさん、振り付けのギリアンさん等々が登壇。で、出ました。ALW自ら「私の音楽の天使」と呼んだサラ・ブライトマンさん。うわー、生サラさま!ウィーンの教会でのコンサートのときよりやせてきれいになってます。彼女の存在がいなければ「オペラ座の怪人」は生まれていなかったであろうお方。
 
 で、私がこの日いちばん待っていたあのひともついに登壇。John Owen-Jonesさん。なんとコルム・ウィルキンソンさん、アンソニー・ワルローさん、ピーター・ジョバックさんという歴代ファントム代表とともに。きわめて個人的にな事情で涙腺決壊。
(注:ピーター・ジョバックさんはBWの人じゃなくてなんと来年3月からの時期WEファントムだそうです。スウェーデン人。BWでやってたのは別のピーターさんです。ガセネタすみません。私新聞社のひとにもこのガセ教えてしまった・・(汗)。)
 
そしてこの4人とサラさんのデュエットでタイトルロールが始まると会場中は大興奮。私の記憶はここがすっぽり抜け落ちてます。確かラミンファントムも入ってたような。息が止まるんじゃないかと思いましたけど、まだ次がありました。何が始まったかというと
 
「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」
 
です。もうからだが震えましたよ、はい。4人のファントムが変わる代わる歌ってくれたのですが、一番最初はもちろんコルムさん。お年を召しても素敵な声。そしてそしてついにあの美しいホールにJOJさんの声が響き渡る瞬間が!なんという美声なんでしょうか。パワフルで伸びのあるJOJさんの声。彼のMOTNをここで聞ける幸せ。彼自身が「ANGEL OF MUSIC」であることを自ら証明してくれるこの歌。シロさまと一緒に「コンサートのメインはラミンさんでいい、でもMOTNだけはJOJに歌って欲しい!」といい続けていたことがかなった瞬間でした。ちょっと形は違っているけれど、でもあのRAHで、仮面はつけていないけれど、身体にぴったりあった(重要!)素敵なスーツ姿で高らかに歌うJOJさんを見ながら私はもうボロボロ泣いてました。またMOTNのみせどころのパートがJOJさんなんですよー。演出家偉い!いえ、誰の意向か知りませんけど、JOJさんの存在をちゃんとリスペクトしてくれてるな、と思ったこのアレンジは大変嬉しかったです。あ、ちなみにJOJさんの顎の線、ちょっとゆるんでましたけどそんなに太ったということはなくてじゅうぶん素敵でしたので、念のため付け加えさせていただきますね(笑)。
 
そんなこんなでコンサートの素晴らしさとともに愛するJOJさんが登場してくれたことが心底嬉しい第一日目のコンサートなのでした.。
 
おまけ:さすがに本編で写真をとる人は殆どいませんでしたが(私の2列前のひとはスマホで撮ってた)スペシャルゲストが登壇したあとは皆さん、結構ばしばし撮ってました。私も撮りたかったのですが胸がいっぱいでカメラを手に取る余裕がなく、結局最後のフィナーレだけ撮りました。それにしてもMOTNを歌うときに後ろの大スクリーンに大写しになるJOJさんの素敵なことといったら・・。体型もかろうじてセーフでほんとヨカッタ。これ、今日の夜は全世界中継ですよね。ということはレミゼO2コンで某さんに持ってかれた世界の視線がJOJさんに集まる日も近いですね!(←痛いファンの思い込みです、はい^^;)
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おまけ追加:コンサートの記念パンフレットです。10ポンド。内容はかなり豪華。ああ、できることならお友達皆に買ってきてお土産にしたいくらいです。このあと私はアメリカ周りになるのでスーツケースの中でぐしゃぐしゃになりそうなのが怖いです・・。
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