A Night with the Phantom in Manchester/Raminさんのソロコンサート
本日は10月22日、Raminさんのコンサートです。午前中はホテルで来週やる撮影のプリプロ作業に集中、お昼近くに慌ててチェックアウトしてカーディフからマンチェスター行きの電車に乗り込みました。電車の切符もホテルも全てアレンジ済みで、お仲間にもマンチェスター行くよー!とツイしたのですが、内心はやっぱり迷ってました。
「もう一日カーディフにステイしてJOJさんの歌聞きたいよなあ。あと文明堂のカステラ一番のCMみたいな踊りも見たいし、日本人観光客をネタにするなってJOJさんに直接言いたい。でもミレニアムホールのステージドアには出てこないらしいし・・。」
とココロは千路に乱れましたが、結局予定通りマンチェスターに向かうことにしました。
電車で約3時間、途中の風景はいかにも英国って感じのなだらかな丘陵地帯が続いて、それはそれは美しい田園風景。牛だの馬だの羊だのがのんびり草を食んでいます。でもマンチェスターは都会。Sさまからも聞いていましたが、なるほど栄えてる感じがします。活気があります。そしてなんであんなに半そで男子が多いんですか?サッカーの街だからですか?
マンチェスター駅からメトロリンクにのってホテルへ向かい、チェックイン。ちょっとのんびりしてたらもう6時半。慌てて数駅はなれたところにある会場のThe Bridgewater Hallに向かう。既にロビーは人でいっぱい。お決まりの年配カップルのほかに若い人の姿が多いのはやっぱりラミさんのアイドル人気でしょうか?あ、でも始まる前にロビーのBARでお茶してたとき前に座っていたおじさん(英国的標準体型なかんじの)、例の怖い顔のラブネバTシャツに同じキーリングつけて、パンフレットを読みこんでました。もしかして熱烈的ラミさんファンですか?
このThe Bridgewater Hallは音響が自慢だそうで、パイプオルガンもある。昨日のミレニアムホールに比べたら小さいけれど、なんというかClassを感じる。オカネモチが多いというマンチェスターにあるからでしょうか?会場はほぼ満席。3階までひとが入ってました。
パンフレットはこんな感じ。1冊4ポンド。ラミンさんのソロCDの宣伝も出てました。可愛いー!
演奏はマンチェスターコンサートオーケストラ。ラミさんをサポートするゲストはおなじみセリア・グラハムさんとオリヴィア・ジェイド・アーチボルドさん。コーラスは男女4人組。
なんだかステージにひしめきあってる感じのオーケストラ。昨日のミレニアムはこんなにいなかったけどちょっと多すぎじゃね?、とか思っているうちに(後にこの心配は現実になる)演奏がスタート。「South Pacific Overture」
そして黒ジャケ、黒パンツ、白シャツに身を包んだラミさん登場。刺青も見えます。大歓声の中、「Some Enchanted Morning」を歌い始めます。が、しかしPOTO25thコンサートの悪夢再現(ってほどのもんじゃないけど)。歌いだしの部分の音量が上がってなくていきなり声が消えてました。すぐにミキサーが気がついてあげたけど、いったいどういうこと!大切なオープニングなのに。でもラミさんは落ち着いて歌い続けます。
あ、オーケストラだけの演奏の曲も入りました。セリアさんのソロももちろん。「Someone to watch over me」素敵だったなあ。あとラミさん、ジャズがとても好きだそうでそんな感じの曲もセレクトされてます。3ファントムみたいなトークは殆ど入らずにどんどん進みます。うん、純粋に音楽を聞かせる趣旨のコンサートなのですね、これは。
ACT 1
「I`m in love with a Wonderful Guy」(南太平洋)
「I loved you」(カルーセル)
「If I ever I would leave you」(Camelot)
「On the town Suite」
「Moon River」
ここでセリアさん登場。ドレス姿がとても似合います。二の腕も可愛い。ノーブラでした(爆)。ひまな時間は昔のミュージカルを見て過ごすことが多いそうですよ。
「Someone to watch over me」
「From this moment on」
「Crazy for you Overture」
そしてここで今日のコンサートの大きな目玉歌(へん?)ラミさんヴァージョンの
「Bring Him Home」
です。いやーびっくりしました。なぜってプログラムには「Stars」になっていたから。でも凄くよかったです。スタオベ出てました。コルムさんやJOJさんと違う、ラミさんならではのBHHになってました。昨日ちょうどこれくらいの時間にJOJさんの歌うBHHを聞いたばかりだったので、なんか凄くコミットしてしまいました。そういえばJOJさんはTIHYS歌ってたしな。なんかシンクロしますね、このお二人は。そしてもうひとつぜひ聞きたかったこの作品から2曲
「Last night of the world」
「Why God Why?」
「Do you hear the people sing」
です。なんと冒頭部分をフランス語で歌いました。びっくり。アンジョを演じたラミさん、当時「カナダ人なんだからフランス語できるでしょ。」といわれたそうな。実際はできないそうです。そうだよね。出身がケベック州じゃないんだし。 後半は英語に変えて、そして会場も一緒に歌いました。で、インターバル。
ACT 2
「Ent{racle」(サンセットブルバード)
これもまた聞きたかった。ラミさん熱唱ヴァージョンのサンセット・ブルバード。この役(ジョーでしたっけ?)も似合うんじゃないでしょうか。
「Sunset Boulevard」
「Too much in love to care」
もうひとりのゲスト、オリヴィアさんもステージに登場します。めちゃうまいですね。スタオベもらってました(でもどの曲だったか忘れた。↓のうちどれか2曲)
「The Troley song」
「Buddy, can you spare a Dime ?」
「Angel」
「Anyone who had a heart」
↓は来年1月に発売rになるCDに入っている曲だそうです
「Constant Angel」
「Coming Home」
そして出ました!やっぱりこれがないとね。なんといってもコンサートタイトルがA Night with the Phantomですから。オーケストラの演奏によるメドレーのあとセリアさんが登場して一緒に歌います。ちなみにクリスティーヌの最後の声は出してませんでした。それとこの曲での「Sing!」はとてもふつうでした・笑。客層にあわせた?基本的にはPOTO25thと同じ仕様(Strongerのとこ)で歌ってました。
次はラウルに早変わりしてこの曲。もちろんキスは忘れません。
「All I ask of you」
最後はやっぱりこの作品でシメます。ラミさん、これはじぶんに「とってとても重要な作品になった、とコメントしていました。
あ、それとラミさんの衣装がえは3パターン、個人的にはレミで出てきたときの白シャツ、黒ベスト、黒ジーンズ、黒スカーフ、左腕刺青アピール(!)がいちばん似合ってるように思いました。それにしてもほんとにエクボ可愛いですね。でも相変わらず全っ然セクシーに見えませんが(すみません)。
「The Cony Island Waltz」(演奏のみ)に続いてセリアさんの名唱。
「Love Never Dies」
スタオベ浴びてました。素敵だったー!で、本編最後の曲はやっぱりこれ!
「Till I hear you sing」
最後の`I`は最高音ではなかったですが、そんなこのはOK!とても素敵でしたよ。
アンコールは「Music of the Night」。
でもね、オーケストラの音がうるさいの。全体的に。特にMOTNはせっかくのラミンの素晴らしい声がオケで消されるのがイラっとしましした。そういえば昨日の3ファントムでもMOTNは不完全燃焼だったんだわ。ここは絶対JOさんのソロ声で聞きたいところが合唱になってしまったり。まあ3ファントムだから仕方ないんですけどね、私のわがままです。でもこっちはラミさんのコンサートですよ。せっかくの熱唱を消さないでほしい。
といった感じです。簡単なレポにしかなってなくてすみませんが、少しでも参考にしていただければうれしいです。明日以降、ネットが快適な状況になったら会場とかパンフの写真をアップしますね。あ、そうそう、ステージで歌ってるラミンさんをフラッシュたいて写真撮ってるひとが何人もいて大変びっくりしました。会場係りのおばさん、ピキっとなってましたよ。そらそうだ。