今日のJOJさん/今頃なんですけど2011ロンドン映画祭とNY映画祭のMY注目作品をピックアップ
ノロウィルスに罹患してここ数日、臥せっておられたMy Loving StarのJOJさん、相当具合が悪かったようですがやっと今日起きられるようになったみたいです。でもご本人曰く「ゴラムのような顔をしている」そうで、相当やつれてしまったのですね。ああ、可哀想に。代われるもんなら代わってあげたい・・・とは思いませんけどね。で、「おお、ということはPOTO新演出ツアーでは細身のファントムが拝めるのか、まつりだ!」とか思ってることもひみつですけどね(苦笑)。
昨日は仕上げのランスルーが行われたそうですが、JOJさんはそれにも参加できず。演出のローレンス・コナーさんは既にプリマスのアパートにおられるようなので、JOJさんも来週辺りからプリマス入りするのかな。まあお家大好きパパのJOJさんですから週末は頑張って自宅に帰るつもりなんでしょう、きっと。土曜ソワレのあと運転してロンドンまで戻れば月曜午前中までゆっくりできるもんね。
で、映画の話。今月は特に洋画の秀作が目白押し。ちょうど仕事もひまなのでいろいろ見てます。何度も書いてますけどきほんてきに私は仕事以外では作品の批評みたいなことは書けません。あくまでも作品とじぶんとの極めて個人的な関係目線でしか書けない。なので特に公開前の作品については一切触れないほうがいいんだろうけどひとつ叫んでいいですか?
ほんとにそう思いました。ゲイリー・オールドマンはじめマーク・ストロング、コリン・ファース、ベネディクト・C、そしてトム・ハーディ!上手すぎます。実話をもとにしたストーリーなので少し複雑なのと時系列をいったりきたりするので、できれば2回は見たほうがいいと思うけど、あーほんと圧倒されましたよ。俳優ってやっぱ凄いです。
ということで最近はすっかり映画モードなので、その勢いで昨年10月のロンドン映画祭とNY映画祭の作品リストからMY注目作品をピックアップしておきたいと思います。
2011ロンドン映画祭(10月12日~27日):
オープニングナイトGALAはフェルナンド・メイレレス監督の「360」(ジュード・ロウ、レイチェル・ワイズ、アンソニー・ホプキンス)、クロージングはテレンス・デヴィエス監督「The Deep Blue Sea」(レイチェル・ワイズほか)
注目作品はアカデミー最有力と言われてる「The Artist」をはじめとしてほんと色々あるのですが、とりあえず以下にリストアップ:
「ANONYMOUS」 ローランド・エメリッヒ監督 リース・アイファンズ、ヴァネッサ・レッドグレーヴほか
「CORIOLANUS」 ラルフ・フィエンズ監督 ラルフ・フィエンズ、Gerard Butler
「A DANGEROUS METHOD」 D・クローネンバーグ監督 ヴィゴ・モーンテンセン、マイケル・ファスベンダー
「SHAME」 スティーヴ・マックイーン監督 マイケル・ファズベンダー、ケリー・マリガン
「CARNAGE」 ロマン・ポランスキ監督 ジョディ・フォスター、ケイト・ウインスレット、クリストフ・ヴァルツ
「W・E」 マドンナ監督
「THE IDES OF MARCH」 ジョージ・クルーニー監督
作品の公開数やVenueの数はロンドンのほうが多かったです。インディーズ作品も多いのはさすが!ってかんじでした。
011ニューヨーク映画祭(9月30日~10月16日):
オープニングGALAは前述の「CARGAGE」、センターピースは「MY WEEK WITH MARILYN」(ミシェル・ウィリアムズほか)、クロージングGALAは「THE DESCENDANTS」(ジョージ・クルーニーほか)
日本映画は両映画祭で上映されるんですけど、NYのほうでは「CELEBRATING THE NIKKATU CENTENNIAL」と題して70年代に製作されたロマンポルノシリーズの上映もありました。人気を集めていたようですよ。あと「SPIRITED AWAY(千と千尋の神隠し」も上映されてたな。
個人的にもっともよかったのはまもなく公開になる「メランコリア」これは2011年のMyベスト3作品。そのほかのMy注目作品は以下の通り。この中からいくつ日本公開になるかなあ・・
「THE ARTIST」 M・ハザナビシウス監督 ジャン・デュジャルダンほか
「THE SKIN I LIVE IN」 ペドロ・アルモドヴァル監督 アントニオ・ヴァンデラスほか
「PINA」 ヴィム・ベンダース監督 ピナ・バウシュ
「LE HAVRE」 アキ・カウリスマキ監督
マイケル・ファスベンダーとケリー・マリガンの「SHAME」とジョージ・ハリソンの「LIVING IN THE MATERIAL WORLD」は日本に帰ってきてからみました。なかなかおもしろかったです。
あと個人的に嬉しいのはNYFFは監督やDP(撮影監督)、舞台美術等々の一流どころと直接語り合えるワークショップを設けていること。最近は他の映画祭でもやってますがNYFFはさすがの面子が来ます。今回もヴィムベンダース監督、フェラーラ監督等々が参加、大変もりあがってたそうです。行きたかったな。
今日もデヴィッド・フィンチャー監督の「ドラゴンタトゥーの女」を見てきましたけど、いやー面白かった。今月はもう洋画は秀作ばかり揃ってて嬉しいです。舞台もですけど映画も好き、本当に好きです。I LOVE CINEMA!