今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

忘れられない、JOJファントムのことが・・・/itunesで「Unmasked」のプレオーダーが始まってます/ラウル役サイモンさんもとてもナイス!

今日からitunesでJOJさんの新アルバム「Unmasked」のプレオーダー受付が始まったようです。Pさまによるとさわりの部分は聞けるそうですのであとで聞いてみよう。このアルバム、もう本当に楽しみです。ミュージカルナンバーもですけど、Nilssonの「ウィズアウトユー」とかクイーンの「ラブ・オブ・マイライフ」とか選曲良すぎ。おそらくJOJさん的にはもう少しヘヴィメタっぽいのも入れたかったのでしょうけど、彼のファン層とかマーケティング戦略的に考えてこの選曲になったんだろうなあ。
  
itunesはもっと聴けます♪♪: 
(Pさま、情報ありがとう!)

それにしても今日みたいにひまだとあの素晴らしかった舞台のことをウシのように思い出して回想の海にどーんとひたってしまいそうになって、本当にアブナイ(笑)。今夜は舞台レポの続きも書かないとな。

舞台全体を通してもいちばん好きなJOJファントム@屋上です(「All that the Phantom ask of you・・」)
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左はパリオペラ座ガルニエ宮のてっぺんにある彫像と同じです。アポロンの竪琴。この画像もうめちゃくちゃ好きなのでしょっちゅう登場すると思いますがどうぞよろしくです!もう後ろからのライティングが抜群に決まってて、一枚の絵画になってます。この新演出ツアーの特徴のひとつなんですけどより「絵画的」というかヴィジュアル面でのアプローチが強いんですよね。前記事で書きましたけどクリスティーヌの楽屋のシーンで下手側にいるバレエガールたちの構図とかドガを彷彿とさせます。冒頭のオークションシーンでラウルが立ちすくむ中、バックが変っていくところなんかはGerry版映画のオープニングを彷彿とさせますし。

ヴィジュアルアプローチでもうひとつ。シロさまと一気に盛り上がったMOTNのクリス目隠し。ファントムが黒いリボンでクリスを目隠して歩かせるんですが、このシーン、演出上の意図はいろいろあるかもしれないのですが、私はまず第一に「うっ、狙ってきたな」と思いました。何を狙ったか。私のようにこういうアヤしい演出に喜ぶタイプの観客を、です。ヴィジュアルイメージのアピールね。男のひとって(女もか?)この手の願望がココロの奥底にはあるんじゃないですかね?そのうちこういうのが大好きそうな男友達に聞いてみようと思ってますが。

しかしねえ、この演出、JOJさん&ケイティだといまひとつなんですよね。この手の演出はやっぱりBWのハワードさんとかアールさん、あるいはラミさんファントム辺りがやるとばっちり決まると思うの。「オペラ座の怪人」という作品はもう最初から恍惚のエロティシズムに彩られた作品なんだから(あ、いちばんやばい部分は巧妙に隠してるけどね。見えるひとにしか見えないようになってる)、やっぱりこの部分まで踏み込んでくると演者を選ぶな。
JOJさんファントムを世界でいちばん愛してることには変りがないけど、ここの部分になってくるとやっぱり弱いように感じる。というかラミさんとかアールさんがこの分野において強力過ぎるのですけど。

今日のイチオシ:ラウル役サイモン・ベイリーさんの過去を探せ!

ラウル役のサイモン・ベイリーさん、とても良いです。はっきり言って私はHM劇場のビューティフルラウル、キリアンより好き。念のため付け加えるとキリアンは凄く良い演技をしてます。とにかく眼を引くし、素敵なラウルです。サイモンは冒頭のオークションシーンの老ラウルが秀逸です。特に回想シーンに入ってからのあの佇まい。背中でストーリーを示唆してるんですよね。

以下シロさまが探してくださった映像と音声です。凄

クイーンズ劇場レミでアンジョルラスを演じてる時代にJOJさん(目鼻クチが中央に寄ってる!)と一緒に出演したTV番組。旗振り指導(笑):http://www.youtube.com/watch?v=QP5COiz8CRI

アンジョ音声のみ。なんとこのときのクールフェルラックがデヴィッド・サクストンさん。アナタ上手すぎるよ・・:

ジーナ・ベックさんとの「All I ask of you」よいわー!: