やっぱりJOJさん！/BBC Devonラジオインタビュー＆London Theatreインタビュー粗訳/「Unmasked」ももうすぐだね/新曲がBBCで流れたよ
4/2追記：
BBC Radio2、4/1のElaine Paige on SundayでJOJさんの新曲「Thunderball」が聞けます。1時間13分位から。素敵！http://www.bbc.co.uk/iplayer/episode/b01f1b90/Elaine_Paige_on_Sunday_
（@Paisley3017さんのツイより）
うーん、確かに素敵。そして超珍しく色っぽい。せくしー路線ばんざい。やればできるじゃん、ＪＯＪ。でもね、個人的にはちょっと。「００７」シリーズをこよなく愛するが故かもしれないけどこの曲もどうしてもオリジナルがアタマを掠めてしまう。もっと聞き込んだら変るかもしれないけどやっぱり私はファントムのＪＯＪさんが好きなのかもしれない。あ、でも有名ミューナンバー歌うＪＯＪさんも相当好きだった。This is the Momentとか蜘蛛女のキス聞いたときマジメに倒れそうになったし。いずれにしても、狭！
（ここから本文）
いきなりですが、やっぱりＪＯＪさんが一番好きです。ほんっと好き。ラミさんもアールさんも好きだけど、ＪＯＪさんは私的にやっぱり別格！この圧倒的な歌唱を聞いてるともう叫びたくなります（怖）。なんかいいひとになったわね、と思ってたけどやっぱりツイッターも時々ネジレるし、かと思うと「（Ｉ）Ｌｉｖｅ ｆｏｒ Ｍｕｓｉｃ（音楽と共に生きている）」というような魅力的なフレーズをツイしているし、ＪＯＪさん、面白すぎる。家の中には要らないタイプだけどね（爆）。
今日はプリマス最後の舞台ですね。来週からマンチェスターに移動。サッカー好き＆10月なのに半袖だよ男子いっぱいいるとこ（笑）。というわけで先日記事でご紹介したＢＢＣ DevonのラジオインタビューとLondon Theatreさんのインタビュー記事の粗訳を載せます！ラジオインタビューのほうは何が嬉しいってトークの合間に時々入るＪＯＪさんのブレス。こういうの耳元で聞きたいわ（危）
BBC Devon ラジオインタビュー： Judi Spiers Show w/John Owen Jones
(ＪＯＪさんの答えの部分の粗訳です）
JOJ：おはよう、ジュディ。ところでＭＯＴＮのいちばん良い所で曲カットしたね（笑）。 うん、プリマスの滞在を楽しんでるよ。今回の公演は本当にストレスレベルが高かった。やっと劇場にこもりきりにならずに街に出て楽しむ余裕が出てきたところだよ。「オペラ座の怪人」新演出の舞台は観た？本当に巨大な舞台セットなんだ。２３台のトラックが必要なくらいで、「KISS」のコンサートより大がかりだよ。こんなに大掛かりなセットの舞台は今まで経験していない。２０１０年の「レ・ミゼラブル」２５ｔｈ記念ツアーでもこの半分だったからね。それでも十分大掛かりだったけど。ウエストエンドのオペラ座より規模が大きいよ。あのセットでも25年前のHer Majesty初演では3ヶ月遅れた。おまけにファーストプレビューはキャンセルされた。今回のツアー公演は1回キャンセルされただけ。奇跡みたいなもんだよ。そう、今回の新演出はオリジナに比べてよりダークになっている、原作（Heart of the story)により忠実になろうとしたんだ。オリジナル版はもっとメロドラマ性が高かったし、ヴィクトリア調だ。今回の新演出はその点を排除してより現代の話に近づけるようにして、さらに我々はファントムの心の闇（Darkness of his heart）により注意を払うようにしたんだ。
（貴方はＷＥで最も多くファントムを演じた俳優なのよね。3年半でしょ？）いや、実際は4年半演じた。2000回目の記念すべき、いや「同情されるべき」かな、その公演はブリストルになる。
（歌詞を忘れちゃったりしたことある？）この新演出ではないけどロンドンＷＥではあるよ。
(最初のファントムと貴方がいま演じているファントムはかなり違うでしょ？）
最初のファントムと今演じているファントムはかなり違う。といっても自分は外に行って観ることはないので自分のファントムを演じるだけだけど（I`m basically doing what I do every night）。舞台は毎晩違う、決して同じものにはなりえない
（never exactly the same every night）。.マクドのビッグマックじゃないんだから毎回変わるよ。観客のリアクションやその他で変わるんだ。昨夜はクリスがアンダーのオリビアだったけど全く違うものになったしね。
そうだね。ファントムを演じることは他の役では得られないものを得ることができる。ファントムはとても複雑な構造を持つキャラクターだ。この役を演じることはとてもユニークなチャレンジだ。ｔこの舞台だけではぜんぶを表現することはとてもできない。「リア王」みたいに５時間の舞台ならできるだろうけどね。ファントムは世界の中心でその感情を吐露している。(The Phantom can change the emotion in the middle of the world）悪役、いや本来、彼は心の平安を求めているのだけど、その役を演じることはとてもエキサイティングだ。
（マスクをつけて歌うのってとても難しいのでは？）
うん、今回はメイクアップのデザインが新しくなったんだ。ロンドンＷＥのは映画「エレファントマン」のチームがつくったんだけど。今回のメイクアップはより現実的なものになっている（Realistic）。もしこのメイクをつけたまま道を歩いたらきっと「ああ、あのひと、かわいそうね。ひどい顔で」って言われるとおもう。ロンドンはもっとシアトリカルなデザインになっていてオールドファッションだね。
（メイクにどれくらいの時間がかかるの？
最初は２時間かかったけど今は１時間１５分くらいかな。
（まだ続きます）
3月30日付「London Theatre」さんのインタビュー：
(Her Majesty劇場のＪＯＪさん。好きだったなあ・・）
（記事の粗訳です）
John Owen-Jonesは現在、英国ツアーに先駆けてプリマスのシアターロイヤルで開催されたキャメロン・マッキントッシュ製作の「オペラ座の怪人」新演出ツアーでファントムを演じている。ジョンは我々の幾つかの質問に答えてくれた。彼が言いたかったことをぜひ聞いて欲しい。
Ａ（ＪＯＪ）：全然違う作品になってるよ。だから二つを比べることはできない。新演出版はオリジナルよりメロドラマの要素が減っているし、よりダークなトーンの作品になっている。観客がより深くファントムの世界の真実に触れることができるように創られているよ。
Ｑ：あなたや他のキャストたちのリハーサルはどれくらいの期間があったの？
Ａ：７週間かな。２週間のプレビューも含めてね。
Ａ：いや、そんなことはないよ。観客の反応はものすごくいいよ。光栄なことにどの公演でもスタンディングオベーションをもらっているしね。観客はオリジナルと同じようにこの新演出も気に入ってくれてるみたいだよ。
Ｑ：プリマスの街を散策する機会はあったかな？特にどのあたりが気に入りましたが？
Ａ：ボクはウェールズ南部の海の側の街で育ったからね。プリマスの街に滞在して、仕事をすることはそのことをおもいださせてくれる。とても嬉しいよ。海の側にいるのは大好きだし、プリマスの街に太陽が輝いているとき、ここは本当に素晴らしい場所になる。
Ｑ：こういうツアーに出ることの好きな点とキライな点は？
Ａ：知らない場所に行くことはとても好きだし、短期旅行者じゃわからないようなことが見られるのはとても好きだよ。約1ヶ月の間滞在することで、他の機会では得られないような経験もできるし。でも家族と離れていなきゃいけないのがすっごいイヤなんだよね。
Ｑ：皆がツアー版のファントムを観にくるべき理由は？
Ａ：この物語を新しい形で楽しむという経験をしてほしい。本当に素晴らしいし、エキサイティングだし、感動的なものになってるから。もしオリジナル版が好きならきっとこの新演出も気に入ると思う。ウエストエンドでも世界のどこででもこれ以上に大がかりで多くの魅力を秘めた舞台はどこにもないからね。
Ｑ：先のことになるけど４月に「Unmasked」という新アルバムをリリースするよね。お気に入りのミュージカルナンバーやちょっと驚くような曲が収録されている。製作にはどれくらいの期間がかかったの？
Ａ：色んな理由で結局ほぼ１年かかったかな。実際のレコーディングやミキシングには５ヶ月くらい。凄くいい出来だと思うよ。今まででベストって思う歌唱も幾つか収録されているんだ。
Ｑ：このアルバムの曲を歌うコンサートとかのプランはあるの？
Ａ：うん、９月にファントムのツアーが終わる頃にいくつかのアイデアを考えてる。そのときは絶対この「Unmasked」からの曲を歌うよ。ボクのＷＥＢサイトwww.johnowenjones.comをチェックしておいてね。
Photo credits: Michael Le Poer Trench
おまけ：あと１７日で発売です。JOJさんの新アルバム「Unmasked」。表ジャケットも裏ジャケットも超かっこいいです。なんかご本人が嬉しそうな感じがする。「俺、超かっこいいじゃん！」みたいな（笑）。ツイッターにアップされてた動画では指先から喜び光線が出てました（うそ）。
(Courtesy of Mr. John Owen-Jones`s Twitter）
