今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

余りにも素晴らしかった「Les Miserables」3月9日(金)ソワレ/この日の舞台にはラミさんじゃなくてヴァルジャンが居ました

昨日の嵐がうそのような快晴の水曜日。なのに私は家事ひととおりをこなしたあとは家にこもりきり。原因はJOJさんのPhantom。彼のファントム歌唱に嵌ってしまってもうどうにもならない。ああ、もうこういうのがいつまで続くのでしょうか。行けるかどうかまだわ からないエジンバラ公演、前楽のチケ買い足してるし。余りにJOJファントムが好きすぎて息が苦しいので(大げさだ)ちょっときぶんを変えるためにずっと 書いてなかった3月9日ソワレの「レ・ミゼラブル」についてちょっと                                                                    
3月3日(土)マチソワ観劇後の感想記事:http://blogs.yahoo.co.jp/manon1041/folder/427402.html
 
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もうこれもまた素晴らしいとしか言いようがない舞台だった。直後、思わずツイッターでつぶやいてしまったけど、ラミさん、3日に観たときとぜんぜん違ってた。いや、決して3日が悪かったわけではなくじゅうぶん凄かったけど、9日はそれを完全に超えてました。舞台にいるのが最初から最後までRamin Karimlooさんじゃなくて、V・Hugoの原作から抜け出てきたジャンヴァルジャンさんだったんですから。ボロ布のように扱われるRaminヴァル、全てに絶望したその顔に浮かぶ笑み、いや、違う。どんな言葉でも表現できないあの表情。あれはなんだったんだろう。少なくとも「演技」って呼ばれるものじゃなかった。そしてジャヴェールを演じたハドリー。学生たちが玉砕したバリケードの上にやってきたときの表情。誰もいなくなったバリケードの上で佇んでいたとき彼が何を考えていたのか、すぐわかった。ジャヴェールはこのときからいずれじぶんが橋の欄干に立つことを予期していたはずだ。これだけじゃない。この日の舞台には心の襞に染込んでくるシーンが余りに多かった。ひとつひとつを挙げることができないほどに。
 
このクラスの感動になるとわたしはもう何も書けないし、言えない。オペラ座はさらに理性までぶっ壊れるのでそれはちょっと別だけど(爆)。ただ凄い、凄いとしか言えなくなってしまう。まあべつに評論家でもなんでもないふつうのファンなんだからいいんだけど。でも正直いってじぶんの感情に折り合いをつけるのすら難しくなってしまう。それくらいMoveされた舞台、それがこの日のレミだった。
 
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しかしつくづく思う。この「レ・ミゼラブル」という舞台がどれほど完璧かということを。この作品ほどいろんな枠を超えて世界中の人びとに愛されてる舞台は他にないだろう。個人的には「オペラ座の怪人」がベストというか生涯一の作品だと思ってるけどレミを観て、最後のTommorrow comes~♪で泣いてなかったことはない。「神の庭で鎖から解き放たれる」のフレーズに心打たれなかったことはない。毎回毎回泣ける。どの俳優が演じるプロダクションであっても。そんなことはたぶんこの作品以外にはあり得ないだろう。今までも、そしてこれからも。
 
おまけ:自分用情報
Ramin USAツアー:9/13 NYC BBKing, 9/16アトランタCenter Stage、9/18 ワシントンbirchmere、
9/19 Philly ワールドカフェLive
 
Queens Theatreバックステージツアー:(ちょっと前にツイしたのと同じVです)