Ramin Karimloo at World Cafe Live in Philly/すんごい良いコンサートでした/Musicalの世界も捨てたわけじゃないのね、ヨカッタ!
9月19日(水)フィラデルフィアの30thストリート駅近くにある「World Cafe Live」で行われたラミさんバンドのコンサート。いやーこれ良かったです。昨年マンチェスターで見たソロコンサートよりずっとずっと良い!ミュージカル曲はたぶん4、5曲位しかなかったと思うけど、カントリーっぽい曲も多かったけどラミさんのあの声は健在。素晴らしかったです。
この会場は食事をしながら観るシアターレストランで私は2階のテーブル席からワインを飲みながら見ておりました。椅子席が並ぶ一階よりゆったりできて、かつWi-fiも完備。明かりもうっすらついてるので普通のレストラン感覚。劇場みたいにガン見する場所ではないので最初はちょっとガヤガヤしてましたが、ラミさんの歌が進むにつれ黙ってるひとが多くなりました。それって凄いですよね。観客の年齢層は高め。たぶん私よりさらに上の世代が多かったです。若い子もいましたけどロンドンなんかに比べたら少ないでしょうね。母娘で来ていたかたもいらっしゃいました。日本人の方もいましたよ。
ラミさんスタイルはジャケット、茶コーデュロイのパンツ、ベスト、白シャツ、ネクタイ。そして短髪!左腕にブレスレットとたぶんミサンガみたいなMake a wishの紐。そして腰にタオル。柄は水玉でしたよ。かわいいー♪
オープニングの「Road to find out」からラミさんギター演奏しながらがんがん歌います。あの声は健在!ソロアルバムから「Broken Home」「Constant Angel」軽妙なトークを挟みながらステージは進みます。全体的にカントリー調の曲が多く、ジョニー・キャッシュのナンバーも。しかし何度もいうけど歌上手い。聞いてると胸が苦しくなるくらい上手い。切ない曲はあくまでも切ない、ここまで歌いこなしてるってやっぱり凄い歌い手さんだと思います。「Make them hear you」なんて聞いてて背筋がピンと伸びるような気がしました。
休憩を挟んで歌ってくれた「Bring Him Home」。このときはノイズが一切なかったと思います。会場全体が聞き惚れてました。でも「Music of the Night」では隣のおばさん(w/他のおじおばと共に)がなんと「be-----」のあとに間髪入れず「ひゅーひゅー」を入れてくれた・・・T_T
「よりにもよってここかい!」とハラが立ちましたが仕方ありません。品の良い方々だったしね。あれが彼らの楽しみ方なのでしょう。終わったあとの盛り上がりも凄かったしね。でもなーこのタイミングはヤダ。もしJOJさんだったら私は迷わず「そこやめれ!」と叫んでいたことでしょう。
話を戻すとラミさんバンドは彼も入れて7人編成。ドラム、キーボード、アコギ、エレギター、マンドリン、等々数種の楽器を曲によって使い分けます。女性も一人入ってます。
ラミさんが登場した途端、会場からは「Happy Birthday~♪」のかけ声。皆ちゃんと知ってるのね。アンコールではファンからの差し入れのバースデイケーキも披露されました。なんと愛車のハーレー。凄すぎ!
セットリストとか出してないので全部はわかりませんが、明日またメモ見ながら付け足します。で、ひじょーに気になったことがひとつ。セカンドアルバムとSheytoonsの話が出たときにファンが「ハドリーとまた一緒にやらないのか」と質問したところラミさん「うーん、まだわからない。でもHe is my romance!」って言ったような・・ロマンスですか?いいんですかね、ロマンスで。やっぱりアンジョとグランテールだから?きゃー♪(喜んでいる)
ライヴが終わったあとはMeet & Greetがあってファンからの質問に幾つか答えたあと写真撮影とサインに応じていました。ファンからの質問もとっても面白くてオペラ座ファントムに陶酔してる方からファントムを演じることについて鋭い質問が出たり、もうミュージカルの世界には戻らないのか、といった質問が出たり。あ、ちなみに現在もミュージカルの話は「ブロードウェイも含めて」幾つかあるそうで、戻らないつもりは一切ないそうです。ということはまた彼を舞台で観るチャンスは必ずありますね。私は勿論「Love Never Dies」で見たい!BWオリジナルキャストとしてあのファントムを演じてほしいです。何年でも待ちますから。
ラミさんはステージでは熱いですが普段は本当に物静かなジェントルマン。話し方も穏やかです。母娘で見に来た娘さんがお手製のスクラップブックをプレゼントしてて嬉しそうでした。私はサインも写真も以前撮らせていただいてるので質問のみ。来年2月に来日する際に何回コンサートやりますか、というもの。答えは1回(日)のみだよ、とのこと。もっとやってくれるといいのにねえ。
以下じぶん用メモ:
左手にミサンガ。白シャツ、茶ベスト、ネクタイ、茶コーデュロイパンツ、水玉タオル
Road to find out. The world will be for us. just one see her smile
セカンドアルバムのことをトークしたら、ファンが「ハドリーと一緒につくるの?」と質問。ラミさん「いや、それは知らない」とか言ったあと「He is my ロマンス」だと。そして「OK, Brother, let`s go down the river to play」と同曲の演奏開始。ジャケット脱いだらしっかり刺青ww
MotNはしっかり「イマジャイネーション」と歌う。何とアコギVer.
バンド編成は ドラム/キーボード/マンドリン/ギター(アコギとエレクトリック)/キーボード
Red Neck Rootsの曲をやるよ(アメリカンロックカントリー調だった)
Beyond reach of star/Broken Homeから/Constant angel/over the world (Johnny Cash)
I could double steel/See your smile
イギリスに来たばかりの頃シェークスピアカンパニー?のオーディションで歌った曲
Make them hear you (from Ragtime)最後の伸ばしが神レベル。大拍手
ブレイクの後、衣装替え
I`ve got beautiful Morning/Bring him home/new song
あと写真撮影OKだったので何枚か載せておきますね。(転載はしないでね。ヨロシクお願いします♪)
ファンからの差し入れのバースデイケーキ。ラミさんの愛車ハーレーですよ。凄い!
Meet and Greetのラミさん。スーツ似合ってました。