The Phantom is gone/彼は仮面を外し、メイクアップを外し、Unmaskedで舞台を降りていった

「オペラ座の怪人」新演出2013UKツアーエジンバラ公演レポ（from the last 6th to the final performance）

Twitterのほうにアツクルしい嘆きツイ連発して申し訳ありません。たくさんリプいただいて更に泣ける思いです。生舞台の感動を知っている方なら対象は違っても必ず同じ思いを持っておられるはず、と勝手に信じてしまってます。いや、でもきっとそのはず。私がツイッターやブログでお話させていただいてる、そして今日のステージドアでお会いしたような方々はみな生の舞台を、役者を愛して感動に震えて泣いた経験を持っておられるはず。いまはまだ悲しすぎて何も書けないけど明日以降ゆっくりおしゃべりさせてくださいね！

満員のエジンバラプレイハウス。観客の歓声の中カーテンコールに応えたJOJさん、自ら仮面を外した。そしてメイクアップも外し、その下にある全くの素顔の（くまの）John Owen-Jonesになった。ものすごく爽やかな表情で観客に一礼して、観客を見渡し、アンソニーさんとオケに敬意を表して、キャストと手をつないでカーテンの向こうに消えていった。今朝昨夜のSDのお礼が言いたくて

...please enjoy last two masks to be unmasked

とJOJさんにツイしたのだけど、まさか舞台上でUnmaskedになるとは思わなかった。個人的にかなりショックだった。彼はもう仮面をかぶらない、その決意。でもこれでいいんだろう。これ以外の選択肢はなくていい。本当に好きだった、JOJが演じたファントムを愛してた。でもとんなに望んでももう彼に二度と会うことはできない。

２０１２年９月２９日（土）エジンバラ・プレイハウス「オペラ座の怪人」Final Lairのラスト「It`s over now the music of the Night」どこまでも続くかと思えるような最後の・・ナーイトが終わったとたん、彼は、JOJが演じたあのファントムは永遠に消えてしまった。